2019年9月18日 (水)

【戦後ビル編】岬町役場は正調モダニズムだ

 1965年竣工だそうだ。釣り帰りのバスの車窓からいつも見ている。2階のバルコニーの手すり、3階の水平ルーバーなど水平方向にアクセントをつけることで立面を引き締めている。相当手練れの作品だ。玄関ポーチの反り返った庇、屋上右側に1層重ねた部分(おそらく議場があって天井が高い)の校倉(あぜくら)づくり風のあつかいなど1960年代の正調モダニズムを示していてほほえましい。

Img_63612
2019.08.07、大阪府岬町

|

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。