2019年9月 1日 (日)

広縁が気持ちがよい民家

 今回のわたしの目当てはこれ。摂丹式の小振りな民家だ(摂丹とは摂津国と丹波国のこと)。黄色い土壁がやさしくて美しい。庭に面して6畳ほどの広縁があり、これがとても気持ちがよい。このまま現代住宅として住めると思う。

 椎葉の民家より軸組が細いので古い形式を伝えているように思う。家の中央にいろりを切るあたりがリトルワールドの韓国民家と共通している。土壁の形式は寒い地域で発達したのかも知れない。

 この絵にバッバッと色を塗りたかった。昔は色塗りが苦手だったが、いつからか色塗りがないと物足りない自分がいる。

190825kominka
2019.08.25/マルマンスケッチブックA4、グラフィックペン0.5/大阪府民家集落博物館

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