2019年8月21日 (水)

いなばの白ウサギはなぜ白いのか その2

 九星図とは洛書と後天図を組み合わせてアレンジしたものだ。洛書とはこれだ。
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 星が並んでいる。これを数字に置き換えるとこうなる。
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 これはシンプルな魔方陣だ(魔法陣ではない)。魔方陣とは同じ数を2度使わずにマス目を埋めてどの列の数字を足しても同じ数になるものをいう。3×3のマス目の場合は、これとこれの左右対称形のものの2種類しかない。マス目が増えても魔方陣は成立し数学の問題として有名だ。032  
 後天図とは易の8つのイメージを並べたものだ。
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 易は(天ー地)(火ー水)(山ー沢)(雷ー風)の4セット8種類のイメージを使うカード占いだ。その並べ方は2種類あり先天図、後天図と呼ばれている。後天図は上図だ(図の上が南となる)。
 後天図は土気が右上と左下にあり、これをつなぐ斜線が陽気と陰気とを分けている。つまり右上は木気と火気、左下は金気と水気だ。これは暦と対応しているのだが、その話はまだ別のところでしよう。
 九星図はこのふたつの図を合体させてアレンジしたものだ。
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 九星図がいつからあるのか分かっていない。ひょっとすると九星図は後天図より前にあったのかもしれない。
 さて、九星図は上のようになっている。数字は洛書と同じだ。色はなぜこういう配置なのかは不明だ。白が3度使われている理由も分かっていない。木星や土星の木や土は木気、土気という意味で、星は洛書が星で表されていることから派生しているのだろう。
 
 いなばの白うさぎの「白」はこの八白土星の白だと考えるわけだ。白は水星や金星もあるが、ウサギは土気の神様のお使いだということで土星を選んでいる。


 さて、ここまでが前置きである。ではなぜウサギの色を九星図まで引っ張り出して白にしなければならなかったか。五行説で言えば土気の色は黄色なので土気を強調したいだけなら黄色でもよいわけだ。長くなったので続きは次回に。

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