2019年8月18日 (日)

霊廟系はウサギが多い?

 大正元年の再建だそうだ。ぎこちないところが愛らしい。

 最近思うのだが波乗りウサギは霊廟に多いように思う。霊廟とはお墓のことだ。ここには秀吉の妻ねねを葬り神として祀っている。れっきとした霊廟系だ。ほかには最近見た滋賀院(そこは慈眼大師のお墓に隣接)や出雲大社など。理由はウサギが大国主命の使い魔だからだろう。大国主の国は大地を指し、彼は地底を司る冥界の王である。

 霊廟建築にウサギを使うとき両方とも口を閉じるというルールがあるように思う。こいつらも陰陽どちらも口を閉じている。出雲大社がそうなっていたし、滋賀院では両方とも陰気の振り向きタイプだった。

滋賀院 http://www.tukitanu.net/2019/07/post-244b20.html

 また、ここのように左右が逆転しているのも珍しい。それも霊廟系だからだろうか。

Img_6253
2019.07.3、高台寺勅使門

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