2019年8月16日 (金)

ピクトグラム(記号化)の限界

 交通標識はたまに分かりにくいのがあってわたしは好きだ。これは以前も紹介したことがある。先日、車に乗っていて信号で止まった目の前にあったので久しぶりに撮ってみた。以前とは表記が違うように思うのは気のせいだろうか(参照)。

 この標識の言わんとするところは、ひとつは右折禁止、もうひとつは大型車両系(大貨・大特・特中)は直進せよ、というふたつだけだ。これを記号化するとこうなる。下を右折禁止の標識に変えれば多少分かりやすいくなるだろう。ただし日本の道路標識に右折禁止は無い。

 この標識が分かりにくい原因はふたつある。ひとつは道路形状が複雑であること。これは単純化するときにもう少し現状に合わせた絵にすれば多少緩和できるだろう。もひとつは道路標識に右折禁止が無いこと。これは作れば済むことだろう。

 わたしとしてはこの分かりにくさが好ましいのでこのままにしておいてほしい。

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2019.08.02、京都市伏見区
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