滋賀院で波乗りウサギを見つけた
波乗りウサギを発見してテンションがあがる。下にはトリの彫刻もある。どちらもふっくらとして愛らしくしかも動きの感じられるよい作品だ。暗くてよく見えないが目が赤いのは分かる。赤色だけ退色せず残るのは珍しいのでガラス玉でもはめ込んでいるのかも知れない。
写真を拡大して分かったが2匹とも振り向きだ。ウサギは追っかけ(陽気)と振り向き(陰気)でセットが基本だが、わざわざ振り向きで揃えたのはここが霊廟だからかも知れない。
下のトリは鳳凰かと思ったが写真で見るとトサカがあるのでニワトリだ。ニワトリの欄間も珍しい。ニワトリが方角の酉を表すとすれば金気の象徴となりやはり陰気である。
いま気づいたが、ウサギが方角の卯を示すのならニワトリの酉と合わせて東西の陰陽がそろう。よくできている。
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