芸術配管 190614
2019.06.14、京都市
久しぶりの芸術配管シリーズ。複雑に見えておもしろい。親メーターがふたつ、小メーターがひとつある(左上の色の違うのが小メーターだ)。それらを繋ぐとなぜこうなるのか。
普通に考えると上図のようになるだろう。親子のヒエラルキーがはっきりしていて無駄な配管もない。そうしなかったのはこれが増設の結果だからだ。ではどれが増設されたのか。おそらく左下の親メーターだろう。そのために元あった親メーターを下へずらして配管スペースを確保した。同時に元あった親メーターも新しいものに取り換えたので左上に古いメーターが残った。
ちなみのこの改造は建物の利用形態の変化が原因だろう。たとえば最初の親メーターは住宅用で子メーターは店舗用というような使い分けをしていたところ二世帯住宅に変わったので親メーターを増設した、というような事情だったかもそれない。複雑なものは見かけもおもしろいが、その理由を考えるのも楽しい。
| 固定リンク
「芸術配管」カテゴリの記事
- 芸術配管 181214(2018.12.16)
- 梅田新食道街の配管(2018.05.10)
- 小説の表紙を作ってみた(2017.03.15)
- 芸術配管 171205(2017.12.10)
- 芸術配管 171023(2017.11.03)
コメント