2019年6月23日 (日)

由岐神社拝殿の謎(10)さいごに

  メモのつもりが長くなった。最後にいくつか写真を投稿して連載を終える。

Img_5706 Img_5705 

 あとどのくらい登れば本殿へ至るかを示す石票がたつ。年代と寄進者の名が刻まれている。江戸時代のものもある。寄進者は亡くなってもその人の功徳は残るわけだ。コケで白くなっているが鞍馬石なのだと思う。五輪塔のかたちをして梵語を刻む。とても美しい。わたしはこうした石工さんの仕事が大好きだ。

Img_5724   

 緑陰とはこれをいうのであろう。本殿へ至る参道は木気の道である。

Img_5721 Img_5720

 参道の至るところに鞍馬石の露頭を見ることができる。熱変成による節理が見られる。欠けたところを見れば青い石であることが分かる。鞍馬石が青い泥の堆積が熱変成したであることが分かる。

 青は木気の色だ。これが豊富な水気とあいまって水生木の聖地となったのであろう。おもしろい。

Img_5723
2019.06.05、京都市鞍馬

|

陰陽五行説」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。