2019年3月10日 (日)

京都駅には1番ホームがない

 京都駅のいつものベンチでボーとしていたら、この駅には1番ホームがないことに気づいた。目の前に乗り換え案内板が下がっている。左から「11‐14、新幹線」「8‐10、奈良線」「6‐7、特急」とくる。わたしのいるのは「4‐5、京都線」なので次は「2‐3、琵琶湖線、湖西線」となる。で、次が「0、サンダーバード」となっていて1番がない。

 どうなっているのか見に行こうかと思ったがめんどくさいのでネットで調べた。これは鉄ちゃんのあいだでは有名な事象のようで、1番線はあるのだが通過線なのでホームがないのだそうだ。ならば0番線と1番線の番号を取り換えれば0番ホームが1番ホームになってすっきりするのではないか。もしくは番線は今のままにして特例として0番ホームを1番ホームと名付ければすむ話のようにも思う。

 1番ホームがないのは阪急淡路駅もそうだ。駅のアナウンスを聞いてホーム番号を確かめずに乗り間違うことがよくある。なぜだろうと思ってホームをよく見たところ1番ホームは残っていた。今は駅舎の一部に取り込まれているがホームの床が見えている。でも、使っていないのであれば2番ホームを1番に書き換えれば乗り間違えも無くなるのではないか。

 そんなことは言われなくてもとっくに分かっていると思う。そうしないのは何か規制があるのではないか。おそらく列車運行は国交省の認可を受けているので、ホーム番号の書き換えをしようと思えばダイヤ全体を書き換えなければならないのではないか。審査には結構費用がかかるように思う。それでしかたなく欠番になったのではないだろうか。京都駅のベンチでそんなことを考えていた。


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2019.03.09、京都駅

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