造船所はとても楽しい
造船所へ初めて入った。構内のむこうから10メートル四方もある船の一部を積んだ特殊トレーラーがゆっくり進むようすは迫力があった。立ち並ぶ工場もどれも巨大でワクワクする。わたしは工場が好きらしい。
船がほぼ手作りなのにも驚いた。難しい三次曲線は今でも職人技で仕上げるという。夏は相当暑くなるだろう現場に若い女性がいることにも驚いた。全体に高齢化するなかで若手への技術の伝承は進んでいるようだ。
取材したのは第3ドックで大正3年の竣工。日本で初めての鉄筋コンクリート製ドックで真島健三郎らの設計になる。階段回りや段々になった壁の水平部分に石を使いコンクリートを保護している。石とコンクリートとがよい色合いになって美しい。
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