夢日記 190201
風をひいたせいか12時間ほど寝たうえに夢をよく見た。覚えているところだけメモしておく。
学校か病院のような施設の薄暗い廃墟風なホールに仲間といる。まわりの小部屋をし食べていると真っ暗一室にお化けが隠れていた。食人種系のモンスターなのだがニットスーツを着た気弱そうなお姉さんの姿をしている。そのままそこへ隠し置いておくことにする。もうひとりモンスターの少女を見つける。これは薄汚れた短髪ゴスロリ姿で、無口なのでよく分からないがこれまで迫害されてきたようす。これも隠しておくことにした。
表へ出て海賊に雇われる。首領は短髪の少年のような少女だ。仲間たちと破壊された都市でモンスター退治とゴミあさりをする。モンスターを操る敵軍と戦闘になる。攻撃を集中させようとするがうまくいかない。仲間たちが次々とモンスターに踏みつぶされていく。自分も一旦死んだようだ。死んだ自分を空中から見ている。しかし首領の少女の涙で生き返る。
宇宙船を賊に奪われる。乗組員の男は頭を銃で吹き飛ばされて落ちていく。残された姉妹は賊に捕らわれる。姉は賊を愛し妹を嫉妬する。そして妹はそこから逃げ出した。それが最初に出会ったゴスロリ短髪少女だった。
(夢読み)
深層心理学的に言えば男の夢に出てくる女はその人の抑圧された創造性ということになる。わたしもそう思う。夢の殺伐として混乱したようすはカゼのせいで低下した意識状態を示すのだろう。かわりに無意識が上昇し、隠していた女たちが次々と現れたというわけだ。いずれもモンスターであったり海賊であったりと尋常なものではないが、それと話ができるというのは夢見た人の創造性が発動していることを示している。よい夢である。
モンスターを退治してお姫様を救い出すのが西洋風の騎士物語の元型だ。でもこの夢では蘇らせるのが海賊の女首領で、涙で目覚めるのが男のほうになっている。この逆さま現象は日本の昔話によく出てくる東洋的な神話的類型の典型とされる。自分がそのとおりの夢を見るとは思わなかった。夢はおもしろい。
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