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2018年12月

2018年12月31日 (月)

グンゼ福知山を描いた

 録画していた京都建築探偵団の福知山編をさっき見た。事務所棟とまゆ倉を紹介した。ディレクタ-の神編集で上手にしゃべっていた。実際はほとんどその場のアドリブだ。後で見返して自分でなるほどと感心することもある。建物が私にしゃべらせているようなものである。


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2018.10.22/ワトソン紙ハガキサイズ、グラフィックペン0.3、固形透明水彩/京都府福知山市

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2018年12月30日 (日)

みんな大好き福知山の桜湯

 ロケの後でスケッチした。ロケのために門前のカイヅカイブキを刈り込んでくださっていた。ロケハンのときにそのままでいいですよと申し上げたのだが、きれいになっていた。ありがとうございます。

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2018.10.22/ワトソン紙ハガキサイズ、グラフィックペン0.3、固形透明水彩/京都府福知山市

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2018年12月29日 (土)

中へ入りたかった旧蹴上発電所

 ロケで近寄ることができた。残念ながら中へは入れなかった。データ上ではレンガ造だがそうではなかろう。同時期の墨染発電所が鉄筋コンクリート造だったからこれもそうではないか。日比忠彦の遺作なのだろうと思っている。中を見れば構造がよく分かるのではないか。

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2018.10.01/ワトソン紙ハガキサイズ、グラフィックペン0.3、固形透明水彩/京都市、旧蹴上発電所

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2018年12月28日 (金)

会員制ホテルのデザインがおもしろい

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 会員制ホテルだそうだ。なかなかよくできている。上部を刻み込んだ造形がおもしろい。

 

 いわずもがなだが、どこがおもしろいのか説明しておく。

 

 小刻みでランダムな壁面の後退が、増改築を繰り返して個が群になる都市のようなおもしろさを再現している。庇の陰影も利いている。下階の窓には庇がなくシンプルであることと対比して上部の複雑さを強調している。またバルコニーの竪樋やタイルの模様張り複雑さを助長する。そうやって複雑にしながら群としてのまとまりを感じさせるところがよくできている。

 

 

Img_3925 2018.10.3、ザグランリゾートエレガント京都

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2018年12月27日 (木)

ハンズのパンチングメタルは夜がいい

 ハンズの隣にポケットパークがあり、そこからハンズの外壁がよく見える。影絵のようなパンチングメタルが美しい。


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2018.12.10、京都市

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2018年12月26日 (水)

玉子サンド

 かみさんがタルタルソースの玉子サンドを作った。薄味のネットリしたソースに玉子の旨みが満ちている。ソースが落ちないようにパンの水平に保つ。そうすると噛みつけないので舐めとるようにしていただいた。

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2018.12.24

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2018年12月25日 (火)

一点パースを描いてみた

 なんといっても一点が一番描きやすいな。これで1時間ほど。もっと複雑なものを描きたい。


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2018.12.24/ワトソン紙A4、2Bシャーペン0.5、透明水彩

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2018年12月24日 (月)

ペンだけで描いてみた

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 ペンだけで描いてみた。こんどはもう少し大きな紙に油性ペンでゴシゴシ描いてみたい。

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2018.12.23/ワトソン紙ハガキサイズ、グラフィックペン0.3

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2018年12月23日 (日)

大阪駅の溶接がすごい

 環状線を使うたびにこの柱の横を通る。通るたびにすごいなぁと思う。表面の筋(ビート)が10本ほどあるがそれがきれいに揃っている。見とれてしまう。

 幅が3センチくらいなので鋼板の厚みもそれくらいあるのだろう。上の柱の鋼板の端部を60度くらいにカットして下の柱と突き付け、そこへできたV字の隙間を溶接で埋めていく。3センチもあれば10層ほど盛るのではないか。柱のまわりをぐるぐる回りながら溶接するのだろう。なかなか見事な手際である。


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2018.12.17、大阪駅

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2018年12月22日 (土)

自家弁当 181221

 柔らかく煮こまれたカボチャが甘い。これだけ甘ければ砂糖が作れるのではないか。ちなみに冬至にカボチャを食べるのは金気を剋して木気を援ける呪術だ。それはさておきレンコンのキンピラがパリパリした食感で豚肉の脂とよく馴染んでうまかった。カボチャといいレンコンといい、やっぱり冬は根菜がうまいな。


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2018.12.21、摂南大にて

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2018年12月21日 (金)

自家弁当 181220

 新幹線のデッキはもともと薄暗いが雨が降り出したのでもっと暗い。ドアに張り付くようにして食べた。手のひら大のおにぎりの中に茹で玉子の醤油漬けが丸々1個入っている。ツルリとした茹で玉子の表面を食い破ると醤油味の黄身がホロホロと出てくる。玉子を食べ終わったあと玉子の形に丸くくぼんだおにぎりの残り半分をペロリとなめとるように食べた。醤油味がよく染み込んでうまい。

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2018.12.20、新幹線にて

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2018年12月20日 (木)

自家弁当 181219

 この1年ほど毎朝サバの水煮をいただいている。サバの独特の旨みが大好きだ。きょうはお弁当にも焼きサバが入っていた。ひっくりかえして箸を入れると身がコロッとはずれる。そのままバクバク食べて最後に残った皮もおいしくいただいた。したたる脂が口のなかに広がって幸せである。

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2018.12.19、同女にて

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2018年12月19日 (水)

自家弁当 181218

 近所の農業倉庫にあったブロッコリーが新鮮で野菜の自然な甘味がある。マヨネーズの塩味がその甘味を引き立ててうまい。鶏肉と根菜の筑前煮も脂がのってうまかった。


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2018.12.18、関大にて

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2018年12月18日 (火)

エッシャーみたいになった

 パース教室で2消失点の見下げの練習をした。エッシャーのだまし絵みたいになった。もっと複雑なものを描きたい。もっと早く描くために特別の道具を作ったほうがよいのかも知れない。


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2018.12.17/ワトソン紙A4、4Bエンピツ、0.5シャーペン2B、透明水彩

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2018年12月17日 (月)

佳水園がアットホームで良かった

 ロケで初めて入った。数寄屋の名建築ということで自分に解説などできるだろうかとおそるおそる行ったのだが、存外にアットホームな感じだったので安心した。細部は村野らしい遊び心にあふれているが、これ見よがしなところやお高くとまったようなところがこれっぽっちもなかった。全体として居心地のよい和風ホテルが実現していることに注意を払うべきだろう。

 庭の主役は露出した大岩で、それを取り巻く修道院のように建物が配置されている。岩に水をつたい流した作庭は小川白楊の手になるという。ここに元々あったお屋敷のための庭だ。村野はこの岩を正面として中庭を配置し、そこへヒョウタンと盃を描いた。これは岩から流れ落ちる霊水を盃で飲み干すという意味だろうとわたしは思う。

 館名の佳水(かすい)はこのあたりの吉水(きっすい)という地名にちなむ。このあたりは太古より霊水の湧く聖地だった。南禅院や青蓮院などの名園はこの霊水を引き込んで整備された。佳水園は琵琶湖疏水から水を引いているが、それでも周辺の名園と同じような精霊のやどる庭として構想されたことが館名から創造できるだろう。

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2018.09.25/ワトソン紙ハガキサイズ、グラフィックペン0.3、固形透明水彩/ウェスティン都ホテル京都

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2018年12月16日 (日)

芸術配管 181214

 信号待ちしていて見つけた。なかなか見事な芸術配管だ。遠いので鮮明でないのが惜しい。スケッチのほうがよいかも知れない。

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2018.12.14、京都市

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2018年12月15日 (土)

自家弁当 181214

 油を吸いこんだホウレン草と焦げ目のついたソーセージとよく絡んでうまい。ホウレン草ほど油と相性のよいものはほかに無いのではないか。カブラは柔らかくて煮こまれていて噛みしめると出汁がほとばしる。油っぽいホウレン草とは対極をいく味わいで、そのコントラストが楽しい。


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2018.12.14、摂南大にて

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2018年12月14日 (金)

自家弁当 181212

 ハンバーグが入っているのでテンションが上がる。ネットリとしたデミグラスソースが挽き肉の脂とよく馴染んでうまい。添えられたカリフラワーは近所の農業倉庫のもので新鮮で甘い。そのさっぱりした味わいと濃厚なハンバーグとがよく合っている。この時間は講師室に誰もいないのでほとりゆっくり食事できるのがありがたい。ごちそうさまでした。


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2018.12.12、同女にて

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2018年12月13日 (木)

山本治兵衛をめぐるメモ

明治になって西洋建築が導入されたが当初それを正しく理解できなかった。市井の大工が見よう見マネで造った擬洋風があるばかりだった。コンドルが招聘されて本格的な建築教育が始まり第1期生の辰野金吾が教授となるに至って日本にも建築家が誕生し正しい西洋建築が行われるようになった。

この史観の肝は江戸時代以来の伝統木構造は西洋建築導入と関りが無いということだろう。

さて山本治兵衛は幕府の公儀建築家・7代目立川知方の弟子だった。立川は宮内省の内匠寮で活躍した建築家で明治宮殿や高輪御殿などの作品がある。明治宮殿計画時に洋風案に対して和風にすべきだと強硬に反対したことで知られている。宮殿は立川の意見通りに和風で建てられた。

立川はコンドルの設計した上野の博物館も建てている。これは今でいう設計者と現場監督の関係のように言われているが実際はそうではない。今風に言えばコンドルは意匠設計者で立川は全体の設計と施工監理を行っている。上野の博物館の設計者はコンドル+立川とするのが正しい。

上野の博物館のような明治前期の洋風建築は立川ら日本の伝統建築の技能者らが中心となって造ったものなのだ。現在の史観にある江戸時代の伝統木構造は西洋建築の導入と関りが無いというのは大筋で間違っていると私は思う。

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大利商店街の福引でお米が当たった

 いつも授業帰りに立ち寄る立ち呑み「門寿司」で福引券をいただいた。10度回したところ4等お米が当たった。カランカランと鐘が鳴り響いて晴れがましかった。4等のような上位賞が当たったのは生まれて初めてなのでうれしい。門寿司さんありがとう。


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自家弁当 181211

 大きなシイタケは出汁が芯まで染み通っていてうまい。シイタケ独特の滑らかな噛み応えも味わい深い。これは但馬の道の駅「まほろばの郷」で買った干しシイタケだ。「まほろばの郷」また行きたい。


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2018.12.11、関大にて

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2018年12月11日 (火)

モンロー曲線はいいよ

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 最近になってこの曲線をきれいだと素直に思うようになった。竣工当初からこの曲線は取り沙汰されてきたが、今まではこれのどこがおもしろいのか分からなかった。でも最近この前を続けて歩くことがあり、そうすると歩くごとにこの曲線が流れるように変化して見えることに気づいた。とてもおもしろいしきれいだ。

 この曲線は磯崎新特製のモンロー定規という雲形定規で描かれたものだ。マリリンモンローの身体の曲線を定規にしたもので磯崎はときどきこの定規を使う。それほどマリリンが好きなのか。勝手を言わせてもらうと手前の時計塔は邪魔なので取り除いてほしい。

 おもしろいのはこの曲面が建物の正面になっているにも関わらず、ここにエントランスが無いことだ。普通に設計すればここがエントランスだよね。この建物はプラン的に納得のいかない部分が多い。でもそのチグハグさも建築のおもしろさのひとつだと思う。


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京都コンサートホール、磯崎新1995年

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2018年12月10日 (月)

グーグルアースでモンサンミッシェルを検索した

 グーグルアースでモンサンミッシェルを見つけたので描いてみた。前からよく分からなかったところがよく見えたのでうれしい。

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2018.12.10/ワトソン紙A4、6Bエンピツ、透明水彩/モンサンミッシェル

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2018年12月 9日 (日)

自家弁当 181207

 脂ののった薄塩のシャケがごはんによく馴染んでうまい。もうひとつの方にはキッシュが入っている。これが塩辛くてうまい。かみさんが失敗したと言っていたが、確かにちょっと塩辛い。でもうまかった。

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2018.12.07、摂南大にて

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2018年12月 8日 (土)

門寿司「クジラのベーコン」

Img_4623 くじらのベーコン

 くじらのベーコンをあまり食べたことが無いので頼んでみた。食感は固くも柔らかくもない。さっぱりした塩味でうまかった。

Img_4624 子持ちコンブ

 子持ちコンブというものも食べたことが無かった。プチプチとした海ブドウのような食感でコンブの香りのする薄味でこれもうまかった。

Img_4625 アンコウの握り寿司

 アンコウの寿司も初めていただいた。聞くと刺身で食べるのは珍しいそうだ。それだけネタが新鮮だということだろう。ネットリとした食感で舌の上でとろけるようだ。アンコウ独特の旨みが口のなかに広がって幸せな気分に浸れる。ごちそうさまでした。

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2018年12月 7日 (金)

旧九条山浄水場ポンプ室

 琵琶湖疏水の京都側の出入り口に建っている。今は使われておらず中へ入ることも許されなかった。地盤も良さそうだし平屋建てのレンガ造なのだから大層な耐震補強も不要だろう。ほぼ原形を留めているので上手に修復して再び使えるようにすればよい。


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2018.10.01/ワトソン紙ハガキサイズ、グラフィックペン0.3、固形透明水彩/京都市蹴上

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自家弁当 181206

 移動中のおにぎり弁当。なぜか中にはギョウザのネタが包みこまれている。ギョウザ味でウマウマである。かぶりついていると挽き肉の小さな粒がボロボロ落ちる。それを床に落とさないよう手のひらの上に受け止めながら舐めるようにして食べた。ごちそうさま。


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2018.12.06、新幹線にて

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2018年12月 5日 (水)

1/19 (土) 「大倉三郎と和のすまい」 講演会開催!

 来る1月19日(土)午後に建築家大倉三郎をテーマとした講演会を開きます。講師はおなじみの石田潤一郎先生、西澤英和先生のお二方です。会場は大倉設計の京大農学部旧演習林事務所ラウンジです。参加無料ですが申し込み制です。先着順ですのでご興味のあるかたはお早めにお申し込みください。

申し込み用紙 https://www.kyoto-kenchiku.com/dl/wanosumai_2019.pdf


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2018年12月 4日 (火)

ねじりマンポの刻印レンガ

 やはりあるはずが無いと思っていた。刻印はレンガの側面にはないよと説明していたら「先生、ここにあります」と生徒が見つけた。うわ、ほんとだ! カタカナの「ソ」に漢数字の「二」に見える。意味は分からない。


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2018.11.10、京都市蹴上

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2018年12月 3日 (月)

水路閣の刻印レンガ

 刻印は絶対無いと思い込んでいたので今まで探しもしなかった。刻印は表面にあるので積まれた状態だと側面しか見えないので見つからないと講釈を垂れたところ「先生、ここにあります」とすぐさま見つけたので驚いた。「第壱」と読める。意味は不明である。


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2018.11.10、琵琶湖疏水水路閣

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2018年12月 2日 (日)

武田の建築学教室が日赤にしか見えない件

 A4サイズが普通に使えるようになってきた。なにごとも慣れだな。この校舎は教材として設計しているようで、タイルの模様張りのバリエーションが多くて楽しい。正面2階上部の模様張りが赤十字に見える。そう思うと姿も看護を載せた看護師のようにも見えてくる。おもしろい。

 前の道が狭いのでしみじみ見たことがなかった。スケッチするといろんなことが見えてくるな。この前に芝生の広場があれば建物がもっと映えるだろう。


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2018.12.01/マルマンスケッチブックA4、グラフィックペン0.3、固形透明水彩/京都大学旧建築学教室

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2018年12月 1日 (土)

純粋手すり

 階段の上り口に変な手すりがついていた。この階段室に2種類の手すりがある。階段の昇降部分には右側のような握りやすい丸棒の手すり、吹き抜け部分は左のような平らな手すりだ。この昇降部分と壁との隙間の15センチほども吹き抜けだと言えば言えなくもないが、このちょろっと短い手すりが必要だろうか? 図面にこう描いてあったのか? 現場で必要かどうか検討しなかったのか? 金物屋さんは設置しながらどう思ったのか? 謎である。


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2018.11.01、京都市内

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