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2018年8月

2018年8月31日 (金)

田村川は冷たくて気持ちよかった

 田村神社から田村川へ下りる階段がある。みそぎのためだろう。ここは川が彎曲しており、田村神社の下はおおきんあ岩であることが分かる。もともとその岩がご神域だったのだろう。あまりにも暑かったので川へ足を入れたところ、とても冷たくて気持ちがよかった。夏休みらしい旅ができて楽しかった。


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2018.08.25、滋賀県甲賀市土山田村川

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2018年8月30日 (木)

アマガエル

 朝、水まきをしていたらノウゼンカツラの木にアマガエルを見つけた。わりと大きい。まだ土色で葉っぱの色に擬態できていないし、なんだかザラザラしている。日頃アマガエルは声は聞こえても姿を見ることは少ない。なんだか得した気分である。


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2018年8月29日 (水)

「田村神社厄除け、かにが坂アメ」(滋賀県甲賀市土山)

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 かにが坂に現れた体長3メートルの大ガニを恵心僧都源信が退治したという伝説にちなむ。印を結んでマントラを称え自著の往生要集を説いたところ大ガニは8つに割れたとされる。怪物を葬ったカニ塚からこのアメが現れたという。伝説の意味するところはよく分からないが、アメは麦の香り高い素朴なあじわいでおいしい。


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2018.08.25

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2018年8月27日 (月)

通りすがりの洋館「みなくちみんなの家」

 東海道を車で走っていた。かみさんに何かありそうやな、と言ったとたんにこれがあってあわてて車を停めた。詳細は調べていない。昭和5年くらいかな。きれいに修理されていて幸せそうだ。

 

 

Img_3533 2018.08.25、滋賀県甲賀市水口町

 

 

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2018年8月26日 (日)

グリルフジタ「ハンバーグランチ」

 ご夫婦で開いてらっしゃる家庭的な洋食店。次々と地元のかたがやってきていた。ソースは塩味が上品に薄くて肉の旨みがよく分かる。溶け込んだ玉ねぎの甘みとトマトの酸味がよく馴染んでうまかった。


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2018.08.25、滋賀県甲賀市水口町

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2018年8月25日 (土)

大池寺庭園がおもしろかった

 いつか見たいと思っていた。かみさんがどこか行きたいというので思い切って行ってきた。朝早かったせいか他に見学者がおらず小一時間ほどゆっくり庭を眺めて過ごすことができた。とてもおもしろい庭だった。

 

 写真で想像していたよりもっとコンパクトだった。見事な大刈込の造形が白砂に浮かぶようすはそれだけで美しい。大刈込とは植え込みを刈り込んで造形する手法のことだ。西洋のトピアリーと似ている。

 

 ここは禅寺なのでこの庭も禅問答の公案(問題)となっている。一応、海原の宝舟というのが答えとして用意されている。そう見えなくもないが、むしろ龍穴から浮かび顕れる龍の頭のように見える。ここは見るもののイメージ力を試すための場だ。見る者、見る時によって答えは変る。禅の庭はおもしろい。

 

 

Img_3523 2018.08.26、滋賀県甲賀市水口町、大池寺

 

 

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2018年8月24日 (金)

カナヘビがいた

 朝、外を掃除していたらカナヘビがいた。こっちを見ている。ほんの小さなトカゲでかわいらしい。なんでトカゲなのにヘビというのだろう。この角度だと見えないが腹は黄色い。腹も撮ろうと思ったら速攻で逃げていった。


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2018.08.24、京都府向日市

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2018年8月22日 (水)

肉うどん

 すき焼き風の豚肉が載せてある。具材の甘辛い味わいが暖かい讃岐うどんがよく馴染んでいる。これに醤油と酢を掛けていただく。うどんに酢をかけるのは讃岐旅行で初めて知った。スダチを絞るのと同じ感覚で、さわやかな口当たりになってうまい。ちなみにトッピングのミニトマトは自家製である。


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2018.08.22

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2018年8月21日 (火)

空の研究 180821

 電車から降りて振り返ると変な雲が見えた。空は感想しているようで青が濃い。それを背景に浮かぶ積雲の下に霞がまとわりついている。積雲の下で雨が降っていたのかも知れない。


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2018.08.21、京都府向日市

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2018年8月20日 (月)

季節はずれのオオバギボウシ

 オオバギボウシは初夏に全部咲き終わったはずだった。それがお盆過ぎの今ごろまた花をつけた。咲いたのはアジサイの陰のこの一株だけなのでもともと遅咲きの品種だったのかも知れないが、この時期に開花したのは初めてだ。今年は季節の巡りがちょっとおかしい。


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2018.08.20

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2018年8月19日 (日)

ノウゼンカツラ

 毎朝庭の水まきをしている。最近はノウゼンカツラの花が道側にたくさん落ちるのでその掃除もしている。この花は6月からひと月ほど咲いて一旦終わったが、8月なかばからまた咲き始めた。南国風の花なのに猛暑だと咲かないらしい。終わったと思ったのにまた咲き始めたのでなんだか得した気分だ。

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2018.08.19

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2018年8月18日 (土)

艦これ近況

 オンラインゲーム「艦隊これくしょん」はこの8月に大型リニューアルをして24あった攻略マップ全てがリセットされた。ということでまた一からやりはじめている。正直めんどくさい。もう5年もやっていてこう言うのも何だが、このゲームは時間を忘れて熱中できるようなものではなく暇つぶしにやるものだ。ようするに地味なのだ。おもしろさは単に地道なレベリングで、配下の艦娘がレベルアップすると地味にうれしい。艦これはカードゲームだと思っていたが本当は育成ゲームなののかも知れない。現在、艦隊レベルは104の大将。タウイタウイ泊地所属。

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2018年8月17日 (金)

聖徳太子のころの科学と仏教

 聖徳太子のころ、仏教と科学とは一体化していた。技術を仏教から切り離して国家が管理することに朝廷は失敗した。それは奈良時代の八省に工部省が無いことで分かる。工部省は科学技術を管理する省庁だ。これがなければ軍事も作事もできやしない。結局藤原氏は仏教勢力を取り込むことに失敗し、日本はその後長く科学を仏教勢力にゆだねることになる。なぜか。

 一体化という言葉は誤解を招きやすい。この言葉には科学と宗教とがもともと別々のものだというニュアンスがある。そうではない。科学はバラバラな知識が体系化したものだ。知識をひとつにまとめることによって初めて科学は世界を明らかにする力を得る。知識はバラバラなままでは世界にまで届かないのだ。そのまとめる力が仏の教えなのだと私は思う。

 仏の前では人はみな平等であるという教えが知識を統合し知識を科学へと押し上げる。だから科学は仏教と切り離してはいけない。切り離したとたんに科学は世界を明らかにする力を失ってしまうだろう。それは西洋科学がキリスト教と一体化していたことにとてもよく似ている。西洋科学がキリスト教的な価値観の呪縛からいまだに解き放たれないこととよく似ている。

 東洋科学は仏教的な価値観をベースに独自に発展したと考えてよい。宗教的な価値観は世の東西を問わず必ず科学のベースにある。それは科学の倫理性といった狭義のものではなく、科学を科学たらしめている根本に据えられるべきものだろう。そんなことを考えている。

 

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2018年8月16日 (木)

豚バラ肉の炊き込みご飯

 コマ切れの豚肉が焚き込まれている。色が濃いわりには薄味だ。そのおかげでご飯に染み込んだ豚肉の旨みがよく味わえる。振りかけられた山椒の粉が一抹の清涼感を添えてさわやかだ。混ぜ込まれたヒジキと野菜が歯ごたえに変化を与えてくれる。いつまでも食べていられるおいしさだ。


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2018.08.13

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2018年8月15日 (水)

救世軍京都小隊

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 何度も修理をしながら丁寧にお使いになっているのでいつも感心している。ヴォーリズ建築はこうして親しまれている建物が多い。彼の作風の優し気なところがそうさせるのだろう。彼は後々の増改築に十分対応できるよう設計しているように見える。そんな工夫もまた長く使い続けることに役立っているのだろう。

 もしできることなら新設ガレージにアーチを取り付けてやりたい。そうすれはヴォーリズらしさが引き立つように思う。


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2018.08.13、京都市下京区

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2018年8月14日 (火)

チキンオムライス発祥の店「北極星」

 玉子焼きが薄焼きなのが昔風だ。焼き目がほとんどなくきれいな黄色をしている。ソースはデミグラスではなくケチャップベースで溶け込んだ野菜の甘みがある。中身はケチャップライスではなくチキンライスだった。薄味のチキンライスがソースの旨みを活かしてうまい。添えられているのが紅ショウガなのもおもしろい。


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2018.08.03、京都市東山区「北極星」

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2018年8月13日 (月)

ハヤブサ発見

 法道寺の坂を自転車であがっているとき、チョウゲンボウが飛んでいるのが見えた。最近このあたりに出没しているやつだ。坂を上り切ったところ賃貸マンションのテレビアンテナでなごんでいるのを見つけた。そっと近づいて撮影したがこっちを見ている。わたしに気が付いているのだろう。わたしもおまえのことに気がついてるよ。がんばれ!


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2018.08.13

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2018年8月12日 (日)

祇園東お茶屋組合事務所

 ロケで初めて中へ入れていただいた。赤い屋根が印象的な洋館で前から気になっていた。すぐ近くの祇園会館が祇園東の歌舞練場なんだそうだ。

 スケッチは暑くなり始めたのと時間がないのとでアワアワしている。ほんとはもっと濃いところを作ってメリハリをつけるんだが、全体的にペタッとして散漫になっている。暑い時独特のスケッチが始まりかけているのだろう。


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2018.08.03/ワトソン紙ハガキサイズ、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/京都市東山区

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2018年8月11日 (土)

無鄰菴洋館

 恥ずかしながら初めて中へ入った。入ってびっくりした。久しぶりに声を出して「あっ」と言った。2階の応接室の壁一面に狩野派の花鳥図が張られていたからだ。障壁画のある洋間を初めて見た。迫力があってとてもいい。これは建築家の新家(にいのみ)孝正の設計なのか、それとも施主の山縣有朋のアイデアなのか。

 まだ朝早かったのでさほど暑くはなかったので、スケッチは涼し気だ。ただ時間がなかったのであわただしい感じは出ている。これで10分くらい。


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2018.08.03/ワトソン紙ハガキサイズ、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/京都市東山区

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2018年8月10日 (金)

挽き肉のトマトソースドリア

 挽き肉とキノコの具材がトマトソースの塩味でさっぱりとし仕上がっている。チーズの下には半熟玉子が隠れていて、それを割るとさらにまろやかな奥深い味わいとなる。それがホカホカのご飯とよく馴染んでうまい。


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2018.08.10

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2018年8月 9日 (木)

パビリオンコート和館

 和館は窓上の業平格子が優雅だ。設計者不詳ながら名のある建築家の手になるのだろう。妻側の欄間の彫り物が今はカフェに飾られている。動きのあるかわいらしいトラの彫り物で見ていて楽しい。スケッチがとりとめのない感じになっているのは暑さのせいだ。スケッチには描く者の状況が反映するのがおもしろい。


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2018.08.03/ワトソン紙ハガキサイズ、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/京都市東山区

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2018年8月 8日 (水)

上御霊神社の西門

 ちょうど西日が当たって不思議な影が出ていた。真夏日の強烈な陽ざしの反射が提灯を淡く光らせている。その下の焼き付けたような提灯の大きな影ともどもいい具合にこの門を幻術化している。この門をくぐればどこか別の世界に行けるような気がした。

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2018.08.04、京都市上京区上御霊神社

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2018年8月 7日 (火)

スペイン風オムレツ

 玉子たっぷりスペイン風オムレツ。油を吸ったジャガイモに溶けたチーズの塩気とまろやかな玉子の風味がよく馴染んでうまい。タバスコをいっぱい振りかけて辛くするとなおうまい。

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2018.08.06

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2018年8月 6日 (月)

ホテイアオイが咲いたよ

 ホテイアオイは水の濁りを摂ると聞いたので金魚とメダカの鉢に入れてみた。濁りは変わらなかったが、みるみる大きくなって花が咲いた。ツボミに気づかなかったので花が咲いて驚いた。薄紫の可憐な花だ。これは1日で散った。


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2018.08.04

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2018年8月 5日 (日)

パビリオンコート洋館

 古美術商山中商会の陳列所として大正9年に建てられた。山中商会は大阪が本店で欧米に支店を置く有力古美術商だった。かのフェノロサを京都へ案内したのも山中氏だったという。

 建物は昭和11年に大幅に改装されて現在のような美しいタイル張りとなった。縦ラインで壁面を分割することで圧迫感を減らし、温かみのあるタイルによって柔らかい表情を形作っている。

 清水組の設計施工だが、おもしろいのは壁は壁式レンガ造、床は鉄筋コンクリート造という異種構造の合わせ技であることだ。壁式は地震に強く、鉄筋コンクリート床は火災に強いといういいとこどりの工法だ。本野精吾設計の西陣織物館あたりから普及したようで、探せばもっとあるだろう。

 絵は暑さでいい具合にとろけている。これぐらい意識の飛んだ感じの絵がいつでも描けるといいのだが。


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2018.08.03/ワトソン紙ハガキサイズ、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/京都市東山区

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2018年8月 4日 (土)

京都文化博物館を熱い感じに描けた

 陽の当たる場所で小一時間くらい描いていた。汗が目に入ってちゃんと見えない。じりじり灼かれながら描いたので熱い絵ができた。こういうのを描きたかった。

 朦朧としていたので日付を3月8日と書いた。間違いに気づいて8月9日に書き換えた。でも本当は8月4日だった。


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2018.08.04/ワトソン紙ハガキサイズ、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/京都文化博物館

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2018年8月 3日 (金)

無鄰菴のへい

 無鄰菴の塀を見ていたら舟形の礎石だった。琵琶湖疏水開通を記念した施設に相応しいディテールだ。こうした洒落っ気は誰のもんだろう? 作庭家の小川か、建築家の新家(にいのみ)か、はたまた施主の山縣か。まるで推理小説のようだ。


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2018.08.03、京都市東山区「無鄰菴」

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2018年8月 2日 (木)

栗東でものすごい古民家を見た

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 びっくりした。こんなすごい古民家が残っていたとは(重文なので知らなかった自分が無知なだけだが)。

 大和棟のようなウダツをあげた大屋根も珍しいが、突出した1階庇がすごい。突き出した腕木が極端に長いが、建物内でどう納まっているのか。申し込めば見学できるようなので、今度見てくるし。

大角家住宅(旧和中散本舗) 文化財オンライン 滋賀県観光情報 


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2018.08.02、滋賀県栗東市大角家住宅


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2018年8月 1日 (水)

一点パースは二点パースと同じなのか?

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1.一点パースで室内を描くと普通はこうする。消失点がひとつしかないので描きやすい。このような断面のほかにも立面も平面も立体化できるので万能である。


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2.床を三等分するには水平部分をものさしで測って三分すればよいので簡単だ。


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3.奥行を三等分するには対角線を利用すれば描ける。この分割法を覚えればたいがいのものが描けるようになる。


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4.ところが、格子状に分割したマス目の対角線は左右の二点に収束する。つまりこの図は二点パースなのだ。このことに最近気づいたが、なぜこうなるのかわたしには説明できない。不思議である。

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