2018年5月21日 (月)

泉屋博古館をスケッチした

 日建設計の設計で1970年に竣工した。ロケのために久しぶりに訪れたが、思っていたより良い建築だった。

 まずプランがおもしろい。巻貝のように展示室を重ねて中央に吹き抜けの階段室がある。複数の展示室から任意に選んで展覧会を開くことができるし避難動線も確保できる。よく考えられている。

 構造は村野の兵庫近美と同じく短い柱が箱を支えている。箱を宙に浮かすことで軽やかな姿を得ている。また展示室の平面が台形のため斜めの壁が随所に現れて変化を与えている。

 このように平面計画と構造と意匠とがお互い密接にからみあってワクワクするような建築を作り上げている。なかなかこういう設計はできない。70年ごろの建築にはこういうワクワク感があるので楽しい。


180511
2018.05.11/ワトソン紙ハガキサイズ、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/京都市東山区

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