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2018年1月

2018年1月31日 (水)

旧三和銀行京都支店の柱頭を見つけた

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 みんな知ってたのかな。それとも知らなかったのは私だけだろうか。地下鉄を上がったら目の前のラクエに柱頭が見えた。一目で旧三和銀行京都支店の柱頭だと分かったので、あたふたと行ってみたら残っていた。

 三和銀行が解体されてラクエになったとき、あの見事な柱頭飾りをなぜオブジェとして使わなかったのだろうと思ったが、ちゃんと残っていたのだった。ああ、懐かしい。一部でも本物が残っていると、それなりにうれしいものだ。

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 それにしても、ものすごくでかい。こんなに間近で見ると迫力が違う。みんなも見るといいよ。

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 説明板には2010年に移築したとあった。コンポジット型でいいと思うが、なかなかキレのある柱頭で、長谷部竹腰を思い起こさせる。設計施工不詳である。

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2018.01.29、京都市ラクエ

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2018年1月30日 (火)

龍谷大学本館

 番組のおかげで初めて中へ入れてもらった。階段室から2階講堂のあたりが圧巻だった。

 ここの特徴は石工と大工と左官の競演だとわたしは思っている。それぞれの自由奔放な造形が破たんなくひとつにまとまっているのがすごい。職人は自由になるとと自然にひとつにまとまるものなのだろうか。

 さて、擬洋風は稚拙な洋風と見る向きがあるがわたしはそうは思わない。ここで使われている伝統的な技法にかける各職方の意気込みと自信を見るべきだろう。

 昨年秋に聴竹居を描いてから画風がどんどん乱暴になっていくのがおもしろくって仕方がない。老眼で手許がよく見えないという要因もあるが、それよりもスケッチは元来次第に変わっていくものなのだろう。尊敬する鈴木喜一がそうだったからな。おもしろいな。


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2018.01.18/ワトソン紙ハガキサイズ、0.3グラフィックペン、透明水彩/京都市下京区

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2018年1月29日 (月)

龍谷大学図書館

 昭和11年だったかな。大倉三郎の設計である。リニューアルしたが旧館部分はほぼ残っている。外観のタイルがが見どころで、さすがタイルを使わせたら大倉の右に出るものはいない。「大倉三郎のタイル」で一冊書ける。

 スケッチはみぞれの降るなかで描いたので、寒いわ滲むわでさんざんだった。ロケ中で時間がないというのも困ったものだが、それはかえって集中できるので悪いばかりではない。

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2018.01.18/ワトソン紙ハガキサイズ、0.3グラフィックペン、透明水彩/京都市下京区

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2018年1月28日 (日)

旧二条駅

 番組ではこういうものを説明するわけだが、話すことはたいがいその場で考える。適当だとのそしりはぬぐえないがそれしかできない。

 二条駅は移築する前から知っていて好きな建物だ。建物の前に立ってしばらく見ていると特徴が見えてくる。

 この場合は2階の階高が高いことが特徴だ。だから柱や長押で壁面を分割してのっぺり感を消している。

 とくに中央の柱をはさんだ窓の処理が優れている。こういうのはよほど設計に慣れたひとでなければできない。設計者不詳なのが惜しい。

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2018.01.18/ワトソン紙ハガキサイズ、0.3グラフィックペン、透明水彩/京都市下京区、京都鉄道博物館

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2018年1月27日 (土)

梅小路機関車庫

 汽車が動くところを撮影した。お湯をわかすだけであんなに大きなものが動くのが不思議だ。昔のひとも不思議に思ったのだろうな。科学の力は魔術的だ。

 スケッチは機関車庫。整然とした梁組と林立する細い柱が美しい。これで15分くらい。絵の具はインジコとグレーの2色だけ。


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2018.01.18/ワトソン紙ハガキサイズ、0.3グラフィックペン、透明水彩/京都市下京区、京都鉄道博物館

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2018年1月26日 (金)

焼きギョウザ

 挽き肉とニラだけのシンプルなギョウザだ。いつもより皮が厚めなので肉まんのような食べ応えのあるギョウザに仕上がった。ニラの香りがよく熱い肉汁が小麦粉の甘みのある皮によく染みてうまい。

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2018.01.25、家ごはん

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2018年1月25日 (木)

はがきスケッチ教室(第4期)募集中!

 月1回2時間の教室を開いている。はがきサイズのスケッチなので1時間もあれば初心者でも色塗りまで完成できる。1時間お絵描きして残りはお茶を飲みながらスケッチ談義をするというゆるい教室だ。各自が自分の線を発見することをなにより優先している。貸出用の絵の道具も用意している。現在5名が受講中。興味のあるかたはHPまで。

京都建築探偵塾 はがきスケッチ教室 http://tanuki.la.coocan.jp/tanteitop.html

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JR大宮跨線橋

 大宮通りがJRを渡る跨線橋。昭和10年築の大規模な鉄橋で鉄骨が美しい。スケッチした橋脚は背が高く格子状の
構造がおもしろい。これが何枚か並んで楽しい風景を創り出している。こうしたわざと構造を見せるデザインは今でも有効だ。

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2018.01.18/ワトソン紙ハガキサイズ、0.3グラフィックペン、透明水彩/京都市下京区‐南区

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2018年1月24日 (水)

オムレツとカボチャの煮つけ

 オムレツがきれいなので写真に撮った。かぼちゃは近所の農家で買ったものだ。トロトロに煮こまれたところに出汁が染みて滅法うまかった。

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2018.01.17、家ごはん

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2018年1月23日 (火)

ジョン・ロートナー「シェーファーレジデンス」を描いた

 受講生さんが今回持ってきたのがこれ。恥ずかしながらジョン・ロートナーを知らなかった。アメリカの建築家でライトの弟子なんだそうだ。建物の中と外とが気持ちよくつながっている良質の建築だった。

 パース教室は描きたいものを受講生が持ち込んでくる。知らないけどとてもよい題材を持ってきてくださるので楽しい。

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2018.01.22/A4コピー紙、4Bエンピツ、透明水彩/パース教室(町家カフェ「満月の花」にて)

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2018年1月22日 (月)

KBS京都放映「続・京都建築探偵団」ロケ快調

 昼過ぎから雨になって寒かった。寒すぎてろれつが回らない。温かいお茶を用意すべきだな。

 先週から再放送も始まって懐かしいかたから見たといううれしい連絡をもらった。再放送は5分番組4本を合わせて15分ものに再編している。中身は同じだが15分のほうが中身が濃い感じがして見ごたえがある。乞うご視聴。お見逃しなく。

「京都建築探偵団」再放送 日曜夜 22:15〜22:30
「続・京都建築探偵団」 木曜夕 18:55〜19:00

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2018.01.22、京都市

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2018年1月21日 (日)

五目そうめん

 赤大根の酢漬け、茹で玉子醤油漬け、豚肉紅茶煮、茹でささみ、ほうれん草お浸し、茹でモヤシが茹でたそうめんに載っている。いろいろ味わえておいしい。

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2018.01.20

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2018年1月20日 (土)

旧やまばな駅

 叡電宝ヶ池駅のホームに旧駅名が残っていた。駅名板をはがした裏に書いてあったようで「やまばな」と読める。そういえば、ここは昔「山端駅」だったのを思い出した。おもしろいので残しておいてほしい。

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2018.01.19、京都市左京区

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門寿司「サヨリ刺身と握り寿司」

 摂南授業なので最後なので門寿司も今期最後となった。サヨリが銀色でとてもきれいだ。さっぱりとした旨みがあった。〆の握りは2貫づつじゃんけんで決めた。わたしはハムとエビをいただいた。おいしかったです。ありがとう。

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自家弁当 180119

 授業が終わりつつあるので電車ごはんも今期最後だ。いつも中書島駅から樟葉駅のあいだで食べている。きのうは2階建て車両に乗ったので三川合流の大きな風景が気持ちよかった。

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2018.01.19、京阪特急にて

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2018年1月19日 (金)

茹でたイカを描いた

 1月のスケッチ教室で描いたイカ。茹でてあるので、このあと満月の花の厨房に頼んで切ってもらって食べた。普通にうまかった。

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2018.01.13/ワトソン紙ハガキサイズ、グラフィックペン0.3、透明水彩/スケッチ教室(室内編)

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2018年1月18日 (木)

スケッチ教室 描いて食べた

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 1月のスケッチ教室は外が寒いので部屋内でぬくぬく過ごした。近所のデパ地下で各自食材を買い、それを描いてから食べた。わたしはホタルイカが描きたかったが、無かったのでけっこう大きなイカを買った。ほかの人はウルメと落花生。それぞれ描いてそのあと食べた。描いたものを食べると格別な味がするぜ。ごちそうさま。

 2月も寒そうなので、こんどはチョコやクッキーなどのお菓子を描く予定。


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2018.01.13、町家カフェ「満月の花」にて

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2018年1月17日 (水)

明治屋名古屋支店が空き家になっていた

 名古屋を歩いていて、すげーのがあると思ったら明治屋だった。残念ながら空き家だ。まわりも空地になっているのでもうだめか。高級レストランに再生できるのに惜しい。耐震補強なんていくらでもできることを断っておこう。

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2017.01.15、名古屋市栄

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2018年1月16日 (火)

消火砂を知っていますか

 恥ずかしながら知らなかった。消火器の一種で油火災など水が使えない場合に有効らしい。ただ、この赤い箱に砂が入っているかは不明。たぶん入っていると思う。

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2018.01.15、名古屋市栄

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2018年1月15日 (月)

夕暮れ時のスケッチ

 中日文化センターの風水講座の後、教室のある栄から北へ歩いてみた。なんだかすごい建築があったのでスケッチした。そのあいだに日が暮れてよく見えねぇってことで終了した。絵もそんな感じに仕上がっている。明るいうちによく見てみたい。

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2018.01.15/ワトソン紙ハガキサイズ、0.3グラフィックペン、固形透明水彩/名古屋中区丸の内3丁目

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2018年1月14日 (日)

建築学校の初釜へ行った

 お茶部の初釜に行ってきた。恥ずかしながら茶道の心得は無いが、静かな座敷で茶釜の鳴る音を聞くのは新鮮だ。茶碗から立ち昇る茶の香りも不思議だ。まんじゅうのアンコで甘くなった舌に薄茶の苦味が突き刺さるのも珍しい。突然感覚が研ぎ澄まされる心持ちがする。お茶部のみんな、ありがとう。

 写真はお茶会のあとのお昼ごはん。ちらし寿司とお澄ましと筑前煮。どれも味がよく分かるのはお茶会の後だったからかも知れない。


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2018.01.14、京都建築専門学校町家校舎

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2018年1月13日 (土)

町角の動物彫刻

 「京都のまちづくり」という授業で「町角の動物彫刻」という課題を毎年出している。身近な歴史資産を探すという一日建築探偵だ。カリキュラム改変で私の授業も今年度で終わるのでこの写真展もこれで最後だ。6名しか受講していないのだが複数出してくれた学生があったのでパネル2枚となった今年も例年に負けず良い動物彫刻が集まった。ありがとう。

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2018.01.12、京都精華大学

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2018年1月12日 (金)

門寿司「アサリの酒蒸し」

 アサリのコクのあるスープに少しばかりの塩味を利かせて出てくる。おいしいし暖まる。何気なく添えられたネギの辛味とアサリの苦味が響き合って旨さに奥行を与えてくれる。やっぱり門寿司は一流だ。ごちそうさまでした。

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2018.01.12、大阪府寝屋川市「門寿司」

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2018年1月11日 (木)

自家弁当 180110

 時間が余ったのでよく行くコワーキングスペースへドロップした。立ち寄ることをドロップというらしい。ドロップ会員は1時間300円なので喫茶店へ行くより安いし、雰囲気もよい。わたしは時間ほど考え事をして過ごすことが多い。ぼぅいとしているあいだに過ぎていく時間もよいものだ。お昼は大きなおにぎり。今回はシュウマイが灰いていた。ごちそうさまでした。

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2018.01.10、コワーキングスペース「おいない烏丸」にて

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2018年1月10日 (水)

木造演習 塔初層できあがりつつあり

 昨秋から学生たちと作っている法起寺の三重塔は初層がほぼできあがった。

 設計図とおりに作っても、どうしても現場調整が必要となる。小さな誤差が重なって合わなくなってくるのだ。その調整をマスでしたらしいことが作ってみると分かる。

 この塔は法隆寺五重塔のアレンジだが、この時代にすでに工法として完成したというのが西澤研の今のところの結論である。


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2018.01.09、西澤研(関大)指導の演習にて

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2018年1月 9日 (火)

自家弁当 180109

 お節の身欠きニシンの大きな甘露煮が入っていた。半分食べて具が出てきたので、左右をかじっていたところニシンが落下した。ニシンとごはんとの設置面積が減少したために支えきれなくなったようだ。やっぱり大きなおのぎりを上手に食べるのは難しい。


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2018.01.09、関大にて

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ベッドフォードスクエアを描いた

 パース教室は各自描いてみたい建物や風景の写真や絵を持ち寄って描いている。わたしの知らない建築が多くて楽しませてもらっている。今回はロンドンのベッドフォードスクエアでこれも知らなかった。なかなか興味深い建築なので、その場でスケッチしたいと思った。

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2018.01.08/ワトソン紙A4、2Bシャーペン0.5/透明水彩

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2018年1月 8日 (月)

七草かゆ

 かみさんが七草かゆを作った。七草セットに水菜と大根と豆腐を加えた。土鍋でぐつぐつ煮込んだところをうまうまといただいた。香りがよくて大根が味がよく染みてうまかった。

 七日に七草を食べるというのは火の数である7で金気を克すまじないだと吉野裕子はいう。私もそう思う。春は木気の季節だが、木気は金気が苦手だからこれを克して木気を援けるのである。

 書中にある七草をまな板で叩く歌がおもしろい。

 テッテッテロロ、オロオロオロロ
 七草なづな、唐土の鳥と、日本の鳥と
 かちようてバタバタ (柳田国男「年中行事調査標目」) 

 草を叩くのは木気を活性化させているのだろう。木気の働きがよくなればやがて火を生む。東西の鳥たちがバタバタ集まるイメージを重ねるのはもちろん鳥が火の象徴だからだ。こうして七草は名実ともに火気のかたまりとなる。


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2018.01.07、自宅にて


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2018年1月 7日 (日)

あまの「エビ天入り味噌煮込みうどん」

 初仕事のあとの初外食。年頭のダイエット宣言もなにするものぞとカロリー満点のエビ天入りの味噌煮込みを食した。この見た目の豪華さだけで贅沢感を味わうことができる。

 エビ天はサクッとした衣とプリッとした身の抱き合わせがたまらないうまさだ。アツアツの味噌汁をたっぷり含んだフワフワの衣も大層うまい。「あまの」はさほど塩辛くなく出汁と八丁味噌の合わせ技で魅せるところが興味深いところだ。ごちそうさまでした。


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2018.01.05、大阪市梅田ホワイティ「あまの」

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2018年1月 6日 (土)

ちちんぷいぷいロケ

 毎日放送の番組「ちちんぷいぷい」からの依頼で中之島あたりを案内してきた。パーソナリティの山本浩之さんは建築や都市に関心の高いかただったので話しやすかった。中央公会堂、証券取引所、日銀大阪支店とめぐった。片岡安を大阪を代表する建築家として盛大に宣伝しておいた。16日(火)16時台に15分ほどのコーナー「あなたは誰ここをどこ」で放映予定。

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2018.01.05、大阪市

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2018年1月 5日 (金)

自家弁当 180105

 急ぎの用があったので京都から大阪まで新幹線に乗った。15分ほどの旅だ。そのあいだに本年発の自家弁当をいただいた。具はおせちのタラの甘露煮だった。具が大きいから食べるときくずれないないよう気をつけてと言われていたが、難なく喰った。おいしかった。


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2018.01.05、新幹線にて

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2018年1月 4日 (木)

チラシ寿司

 かみさんが実家からもらってきたお節をほぐしてチラシ寿司にした。見た目も麗しく味わいも深い。

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2018.01.03、自宅にて

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2018年1月 3日 (水)

智積院金堂

 1975年大成設計施工。コンクリート寺院としては最大規模クラス。軒下の三手先斗栱や蟇股の牡丹などディテールもよくできている。さすがコンクリート寺院を造らせたら大成はトップクラスだ。当時、設計部に天才的な古社寺担当がいたそうだ。よい時代だ。

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2017.12.20/ワトソン紙ハガキサイズ、グラフィックペン0.3、固形透明水彩/京都市

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2018年1月 2日 (火)

京都国立博物館旧本館

 中も良かった。列柱回廊のある中央ホールは見事だった。天井から舞い降りる光が回廊に影を作り、それがホール全体の奥ゆかしさを演出している。片山東熊はなかなかすごい。外観も抑制の利いた控えめな古典主義で、華麗にして上品である。また、左官や石工の仕事の見どころ満載で、日本の伝統的な建築文化をよく見極めているのもよろしい。

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2017.12.20/ワトソン紙ハガキサイズ、グラフィックペン0.3、固形透明水彩/京都市

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2018年1月 1日 (月)

謹賀新年

 元日は両親を訪問した。老いたと笑っていた。確かにそれはそうだが、まだまだしっかりしている。わたしがテレビに出ていることを喜んでくれていた。少しは親孝行になっているのだとすればわたしもうれしい。


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2918.01.01、初日の出、自宅にて

 さて恒例の新年の抱負である。昨年は「ダイエット」「ライターの仕事を増やす」「旅行」「オープンカフェ」の4つだった。まずは昨年の反省をしておく。

 昨年の反省 ダイエット
 特定保健指導でスポーツジムのただ券をもらったのをきっかけにジムの会員となった。週2回のペースで通っている。おかげで腰痛が治った。うそのように治った。

 秋になって医療保険と生命保険の見直しをしたところ高血圧がネックで加入できないことが分かった。それ以来、減塩とダイエットにいそしんでいる。年末からは高血圧治療薬の投与も受けてようやく正常に戻りつつある。

 昨年の反省 ライターの仕事を増やす
 京都府建築士事務所協会の機関誌「すじかい」(季刊)で2本の連載を担当している。担当理事として「すじかい」へのテコ入れとして始めたが、これも有償なのでライターの仕事は多少は増えたと言えるだろう。

 「京都の風水地理学」は作春無事に出版できた。これは一昨年にオファーを受けていたので仕事が増えたわけではないが、実績は残った。成果のうちに入れてよいだろう。

 また、近代建築ガイドブックと風水本のおかげでカルチャーセンター講師の仕事がふたつも舞い込んだ。ガイドブックが縁で出演したKBSの「京都建築探偵団」も、もう一年続けることになった。また、年末にMBSから近代建築紹介の単発コーナーの出演依頼があった。これもガイドブックのおかげである。ライターの仕事は思うほど増えなかったが、関連して講師やガイドの仕事が増えたのはうれしい。

 昨年の反省 旅行に行きたい
 娘の結婚式で東京へ行った。かみさんとふたりで式場の品川あたりと上野公園を歩きまわれたのは楽しかった。上野の国立博物館へ初めて入った。思っていたよりモダンで見ごたえがあった。谷口吉郎の東洋館もおもしろかった。

 昨年の反省 オープンカフェ
 京都府建築士事務所協会の担当理事として栗原邸を特別公開することができた。屋上カフェは好評で、わたしもしばし山科の眺望を楽しむことができた。ある意味、オープンカフェは実現したとも言える。


 年頭の抱負通りに事が運んだわけではないが楽しい一年だった。これからの一年もそうありたい。その気持ちを心に刻むために今年の抱負もメモしておく。


 本年の抱負 春までに減量を果たし特定保健指導の対象からはずれる
 ジム通いを続けて減量を果たし、春の健康診断で優良な結果を出す。

 本年の抱負 講師の仕事を増やす
 今年は5つの学校とふたつのカルチャーのほかに個人のスケッチ教室とパース教室の講師を担う。ガイドはまいまい京都とふたつのカルチャーで担う。あわせて現在12講師。プロの非常勤講師と呼ばれている。

 春からパース教室大阪支店の開講を用意している。大学もひとつ増えそうなので16講師にはするつもり。

 本年の抱負 個展を開く
 すでに画廊の予約をしている。3月21日(水祝)-25日(日)の予定だ。スケッチの販売もする。お楽しみに。

 本年の抱負 ライターの仕事を増やす
 持ちネタが風水とか近代建築とかなので編集者に理解してもらうのが難しい。出版社へ企画を持ち込むとか、建築史学会に論文を投稿してアピールするなど、少し考えてみる。

 本年の抱負 正直言って建築の仕事がしたい
 設計を2年ほどしていない。調査業務は毎年あるので今年もあると思うが、修復や新築の設計をしたい。依頼を待っても来ないので、勝手に設計してブログに載せようかと思っている。

 本年の抱負 釣りに行きたい
 昨年は1回しか行けなかった。本年は休みをちゃんと取ってちゃんと釣りに行きたい。年に4回は行きたい。


 Photo
2018年年賀状図柄

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