阪急烏丸駅のテラゾーブロック
いつも利用しているのに見過ごしていた。よく見ると見事なテラゾーブロックだ。ここは阪急四条烏丸駅のコンコースだ。プラットホームも同じ仕上げが続いているので、駅の開業した1963年当時のものだろう。
テラゾーとは大理石のくずのことだ。これをセメントで固めて表面をサンダーで磨いた工場生産品をテラゾーブロックという。人研ぎとも言うが、これは人造石研ぎ出し仕上げの略だ。意味はテラゾーブロックと同じだがブロックを使わず現場磨きを行うときには人研ぎ仕上げなどという。
この仕上げは今でもできる。わたしは幼稚園の足洗い場増設のときに既存がこれだったので同じ仕上げにした。研ぎ出し中はたいへんな粉塵が出て左官さんがたいへんだったが、きれいに仕上がってうれしかった。もっと使ってみたい。
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