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2017年11月

2017年11月30日 (木)

緑に燃えるキャベツ

 机の上のキャベツが緑色に輝いていた。刈り取られてもまだ光合成を続けているのだろうか。思えば葉緑素のおかげでわたしたちは酸素を得ている。葉緑素は偉大だと思った。

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2017.11.28、自宅にて

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2017年11月29日 (水)

【閑谷学校の風水】 02.蔵風得水の地

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 風水という言葉は「蔵風得水」の略だ。これは風を蓄えて水に遮られた場所という意味で、気が溜まりやすい場所のことをいう。上図のように山に囲まれて川で画されたところが気が溜まりやすい。

 気が豊富だということは穀物の育成にも人体の健康にも良好な環境だと考えられてきた。占地とはこうした場所を探すことで、そのための知識のことを「風水」と呼んだ。


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 そんな場所に泉があれば、それは気の出入りする龍穴だと考えられた。古来より都はそんな泉を起点として設計されてきた。平安京の神泉苑などはその代表格である。

 この蔵風得水の地に閑谷学校はぴったり当てはまる。校地選定にあたり念入りに占地した証拠だろう。受付近くに井戸があったが、それが龍穴なのかも知れない。


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 山の懐深く抱かれるという表現は、気持ちが安らぎ落ち着く地形を言う。そうした場所は蔵風得水の地であり、気が豊富であることから人体も精神にもよい影響があると考えられた。閑谷学校の良さはそうした自然の綿密な観察による占地のおかげだと言えるだろう。


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木造演習 柱を作った

 バンドソーで八角形に成形し、他部品との接合部をノミでくり抜いているところ。十分の一の模型なので、精度を高めるのが難しい。というか私はできない。どうせ不正確なんだから、ざっと作って後は現場で調節すればいいじゃんなどと思う。大ざっぱな性格がこんなところで分かる。

 ヒバの独特の香りが木工室に充満している。ヒバは節がなくて加工がしやすい。年輪がとても細かい。数えてみると100年以上の木であることが分かる。大事に使いたい。

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2017.11.28、関大にて

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自家弁当 171128

 登校が遅れそうだったので出掛けに家で食べた。キャベツの豆板醤炒めが入っていた。キャベツは当日朝に、かみさんが農業倉庫で買ってきたもの。甘いキャベツにピリ辛の豆板醤がよく馴染んでうまい。それがご飯に染み込んで二度うまい。付け合わせに奈良漬と佃煮が入っていた。三食パンのようなものでおもしろい。

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2017.11.28、自宅にて

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2017年11月28日 (火)

満月の花「アジ酒」

 アジ酒をいただいた。アジジャコを酒に浸していただく。ちょうどヒレ酒のような香りが味わえる。酒の甘さとジャコの塩気がよく馴染んでうまい。アジ独特の苦味が熱い酒に溶け込んで深い味わいを作り出している。精神が弛緩しほっこりと和むことができた。ごちそうさまでした。

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2017.11.27、京都市四条烏丸、町家カフェ「満月の花」

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2017年11月27日 (月)

JIA京都建築家展2017

 建築家の田所(たしょ)さんが展示計画をしたというので見てきた。旧日銀京都支店の営業室にちょっと古い作業台を一直線に並べた展示がかっこよかった。「辰野金吾の建築がよく分かりました」と言っていたが、古い建築とちょっと古い作業台とがよく馴染んでいていい感じだった。ちょっとした頼まれごとであるにも全力で取り組む生真面目さには脱帽だ。たいへんよくできていました。旧日銀京都支店を設計した辰野と長野も喜んでいること請け合いです。


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 展示会タイトルを建築模型で表現したのは今まで見たことがなかった。よく考えられているぞ。


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2017.11.26、京都文化博物館別館ホール(旧日銀京都支店)

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2017年11月26日 (日)

【閑谷学校の風水】 01.四書五経はなぜ4と5なのか

 閑谷学校がとても良かった。まだ余韻にひたっている。講堂がすばらしいのだが、今回はその建築単体というより講堂も含めた学校全体の配置計画がおもしろかった。

 なぜ講堂は学校敷地の西にあるのか。

 それを考えるためのヒントは四書五経にある。

 四書五経は論語などの4書と易経などの5経のことで、東洋の古典的な儒教書のことだ。閑谷学校のテキストはまずこの四書五経であったことは間違いなかろう。ちなみにわたしは四書五経のうち易経しか読んだことがない。もっと勉強せねば。

 さて古典は他にもあるだろうに、なぜ4と5にまとめたのか。

 この答えは案外簡単だ。4は金気の生数、5は土気、合わせた9は金気の成数である。つまり四書五経は金気であることを示す。それは言葉が金気とされたからだ。

(生数と成数)
 金気を象徴する数字は4と9だ。4は生まれたばかりの金気でまだ金気の作用を発動することができない。金気の作用とは水気を生んだり木気を殺したりすることだ。金気の本領を発揮するためには土気の援けがいる。5は土気を表し土気の援けのことを土用と呼ぶ。金気の生数(なますう)4に土用5が加わり金気の成数(なりすう)の9となる。四書五経の4と5は金気作用の発動を意味している。

(五事)
 人間の言動を五行に当てはめたのが五事だ。一般に貌(表情)=木気、視る=火気、言う=金気、聴く=水気、思う=土気とされる。他説もあるが、ここではこの配当でよい。人を動かす理に適った言葉は刃のように鋭いわけだ。金言とはそういう言葉を言う。もちろん四書五経こそ金言である。

 西は四神で言えば白虎、五行で言えば金気の領域だ。だから金言を置くとすれば校地の西がもっとも相応しい。これが講堂が西に置かれた理由である。

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2017年11月25日 (土)

自家弁当 171124

 摂南大への移動中、同僚講師の田所さんと出会った。彼はひとつ手前の駅で降りて歩くので私もつきあった。狭い商店街を抜けて、巨大スーパーの1階売り場を抜けて、国道を渡ると今度はミニ開発された迷路のような住宅街を抜ける。最後に屏風のような大規模マンションをすり抜けると大学の前に出だ。25分くらい。こんなおもしろい道があったとは知らなかった。また歩いてみたい。

 おにぎりには味付け唐揚げが入っていた。スーパーで買ったのだそうだ。それと大根菜の醤油漬けがごはんによく合っておいしかった。

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2017.11.24、摂南大にて

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2017年11月24日 (金)

「円満字亜矢子・高橋礼子ふたり展」のご案内

 かみさんの展覧会があしたから始まるので設営を手伝ってきた。暖かそうな高橋さんの帽子とカラフルなかみさんのジュエリーとがよく馴染んでいて楽しい展覧会となっていた。路地奥のギャラリーというロケーションもおもしろい。


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2017.11.23、阪急宝塚線石橋駅前「ギャラリー173」

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2017年11月23日 (木)

H鋼の混合接合

 階段鉄骨の継手なのだが、ウエッブ(H鋼の垂直部分)と下のフランジ(水平部分)は高圧ボルト接合なのだが、上のフランジは現場溶接になっていた。こういう接合があることに初めて気づいた。こんなことしてもいいんだと驚いた。

 おそらくH鋼の上端にデッキプレートを載せるのにスパイスプレート(当て板)が邪魔になるのでこうしたのだろう。上フランジにボルト穴がないので最初からこうするつもりだったことが分かる。

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2017.11.20

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2017年11月22日 (水)

自家弁当 171121

 定番のシュウマイ入りおにぎりだ。小さく見えるが手のひらからはみ出るほど大きい。近所の農業倉庫でかみさんがゲットした大根葉を醤油で炒めたものが添えられていた。大根葉のシャクシャク感が新鮮でうまかった。

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2017.11.21、関大にて

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2017年11月21日 (火)

希望の泉(名古屋栄)

 月1回の風水講座のために名古屋栄へ通っている。講座の終わったあとウロウロしていたらここへ出た。なかなか迫力のある噴水だ。大型円盤を重ねた軽やかな姿と丸みを帯びた円盤下を青く塗ったあたりがシンプルだがかっこいい。ウイッキには1969年竣工とあった。60年代らしい力強さである。

 昔テレビドラマの「俺たちの旅」のオープニングに使われた噴水は新宿歌舞伎町だそうだ。少し離れたJR新宿駅で坂倉準三の西口開発が竣工したのが1966年だという。同時代だ。

 この時代、戦後の駅前闇市の再開発に広場はつきものだったが、そこには新しい時代を象徴するような造形に満ちていた。この噴水もそんな新造形のひとつであろう。

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2017.11.22、名古屋市栄

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2017年11月20日 (月)

建築学校の遠足で閑谷学校へ行った

 25年ぶりの訪問だった。感動したね。年齢を重ねるごとに感動は深まるものらしい。今回とくに感動したのは、その居心地良さだった。風水テキスト通りの配置計画が、これほど気持ち良いとは思わなかった。建物もさりながら、このロケーションこそが閑谷学校の第一の魅力だと思う。

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2017.11.19、岡山県「閑谷学校」

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2017年11月19日 (日)

先月の台風の雨漏り対策をした

 先月の台風で雨が漏った。そのうち雨が漏るかなぁとは思っていた。でも漏ったとしても、そのときの担当が対応すればいいやと思っていた。結局自分らのチームで対応することになった。

 今一番この建物のことを知っているのはこのチームなのだから、それはそれで良かったのかも知れない。ともかく大元は押さえたので、今後漏ったとしてもシールをすれば済むはずだ。とりあえず来年の台風を待とう。

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2017.11.18、京都市


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2017年11月18日 (土)

新京(梅田地下食道街)「中華丼」

 海鮮の旨みの溶け込んだトロミがご飯と良くからんでうまい。白菜ピーマンタケノコといった歯ごたえの違うものたちもそれぞれいい味出している。辛すぎず脂っこくなく、あっさりとした昔風な味付けが今となっては得難い中華料理店である。

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2017.11.16、JR大阪駅、梅田地下食道街「新京」

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2017年11月17日 (金)

満月の花「えび芋きゃらめるぱい」

 いつも教室に使っている町家カフェ「満月の花」がスイーツを作った。京野菜シリーズにしていきたいそうだ。バターの香り高いクッキー状の浅いカップに海老芋のペーストが入り、その上にキャラメルソースを添えて焼き上げている。トッピングはお茶だ。これも京都産を使っている。

 キャラメルの苦甘い味わいが、トロリと解けたようなエビ芋ペーストとよく馴染んでおいしかった。

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2017.11.14、京都市町家カフェ「満月の花」

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2017年11月16日 (木)

木造演習 雲肘木をつくった

 ベルトソーであらかた姿を切り抜き、後はノミやヤスリで形を整える。仕口(接合部)の精度が求められるのに、ひとつづつ微妙に形が違う。組み上げるときに、もう一度調整が必要だな。

 この授業は保存工学の西澤先生が担当で私が補助で入っている。今年の受講生には工作器具の扱いに慣れた西澤研メンバーが複数いるので、他のメンバーも巻き込んで作業が早い。工作2日目だが、普通ならまだ慣らし運転中なのだが、すでにフル稼働していて楽しい。


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2017.11.14、関大にて

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2017年11月15日 (水)

自家弁当 171114

 おにぎりの中にはシュウマイが入っている。中身が大きいので途中で分解してぼろぼろ落ちるおごはんを拾いながら食べた。シュウマイの味がごはんに染みてうまい。

 血圧を下げるのによいというのでグレープフルールジュースを食後に飲んだ。グレープフルーツジュースはコンビニに置いていないことが多いので探すのに苦労する。

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2017.11.14、関大にて

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2017年11月14日 (火)

阪急烏丸駅のテラゾーブロック

 いつも利用しているのに見過ごしていた。よく見ると見事なテラゾーブロックだ。ここは阪急四条烏丸駅のコンコースだ。プラットホームも同じ仕上げが続いているので、駅の開業した1963年当時のものだろう。

 

 テラゾーとは大理石のくずのことだ。これをセメントで固めて表面をサンダーで磨いた工場生産品をテラゾーブロックという。人研ぎとも言うが、これは人造石研ぎ出し仕上げの略だ。意味はテラゾーブロックと同じだがブロックを使わず現場磨きを行うときには人研ぎ仕上げなどという。

 

 この仕上げは今でもできる。わたしは幼稚園の足洗い場増設のときに既存がこれだったので同じ仕上げにした。研ぎ出し中はたいへんな粉塵が出て左官さんがたいへんだったが、きれいに仕上がってうれしかった。もっと使ってみたい。

 

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Img_1301 2017.11.13、京都市阪急烏丸駅

 

 

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2017年11月13日 (月)

逢坂堂「おでんランチ」

 京大農学部正門横で見つけた。少し古い家を改造したカフェだ。おでんが旨みが染みていておいしかった。ごはんは玄米と合わせていると言っていた。タマネギとキノコのスプは余計な味付けがなく甘くてうまい。小松菜と厚揚げの煮物と漬物の取り合わせはいたって普通だがうまかった。普通でなおかつうまいというのは実力があるということだろう。おもしろい店を見つけた。金土日の昼夜開店。


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2017.11.12、京都市左京区「逢坂堂」

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2017年11月12日 (日)

人文研をえがいた

きょうのスケッチ教室で人文研を描いた。よく考えたら初めてかも知れない。30分くらい描いていた。形は複雑だか、ディテールは案外かんたんだった。前から好きな建築だったが、ちょっと近づけた気がする。

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2017.11.12、京都市左京区

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2017年11月11日 (土)

門寿司「握り寿司」

 摂南の授業の終わった後は、たいがい立ち呑みの「門寿司」へ寄る。いつからか締めは握り9巻と決まっていて、3人でじゃんけんして好きなのをいただく。こうやって写真を見ても自分がどれを食べたか思い出せない。思い出せないがうまかったことは覚えている。門寿司さんありがとう。

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2017.11.10、大阪府寝屋川市「門寿司」

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大根間引き菜おにぎり他

 大根の間引き菜がマンション前の農業倉庫販売所に出ていたとかで、おいしくいただいている。おかずは茹で鶏肉
のカラシ添えと豚肉と根菜のキンピラとチシャと粕汁である。とてもおいしい。

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2017.11.09

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自家弁当 171110

 里芋が味がよく染みていてうまい。秋の味覚である。大根間引き菜のごはんはあっさりとした味わいでシャクシャクと歯ごたえがある。ハムのキノコ炒めが塩辛くてうまかった。

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2017.11.10、摂南大にて

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2017年11月10日 (金)

大工大でスケッチ大会を開いた

 恒例のスケッチ大会を開いた。今年から教室が梅田キャンパスなので学生たちを町に放った。1時間半後に再結集して80名分のはがきスケッチを40分くらいかけて講評した。みんなも楽しんでくれたようなので良かった。

 写真は絵の具を使っているところ。絵の具を用意しておくと10人くらいが使ってくれた。

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2017.11.09、大工大梅田キャンパス

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2017年11月 9日 (木)

KBS「京都建築探偵団」1クール撮影終了

 「京都建築探偵団」1年分の最期のロケが終わった。最終回のコメントも撮ったが、ひょっとすると2クール目があるかも知れない。それにしても52回分もよくロケをしたものだ。一番大変だったのは各所の撮影許可を段取りした進行さんだったろう。また、ディレクターのシナリオと演出も的確で演じるほうは楽で助かった。カメラと音響さんは外部クルーだったが、暑くても寒くてもいつも明るくて楽しく過ごすことができた。いろんなかたの力によって番組はできていた。みなさん、ありがとうございました。


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2017年11月 8日 (水)

木造演習 法起寺の三重の塔の模型をつくる

 今年の木造演習は法起寺の三重の塔の十分の一模型をつくる。まずは型紙を起こして材を切るところからだ。受講生が12名と多いので、思ったよりペースが速い。三重の塔の全体をつくるのは無理なので、目標は一重目を完成させること。欲張らずに楽しみながら作りたい。

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2017.11.07、関大にて

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2017年11月 7日 (火)

こうちゃん「焼きぎんなん」

 一日中忙しかったので、途中下車して「こうちゃん」で和んで帰った。芋焼酎のストレートと焼きギンナンをいただいた。弾力のあるアツアツのギンナンが味わい深い。

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2017.11.05、阪急京都線西院駅、折鶴会館「こうちゃん」

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2017年11月 6日 (月)

武田五一の講演会お知らせ

 来年1月に清水坂順正で武田五一をテーマにした講演会を張る。演者は石田潤一郎氏と西澤英和氏にお願いした。いまだかつてない豪華キャストである。武田を考えるためのよい機会なのでぜひ参加してほしい。要予約。先着順。


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2017年11月 5日 (日)

学生たちの造った「堀川茶室」の夜景がきれいだ

 建築学校の学祭恒例の堀川茶室へ昼間行ったら、夜がきれいだから夜も来てくださいと言われたので、もう一度行った。本当にきれいだった。

 学祭はきょう日曜日まで。場所は堀川中立売である。必見。

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2017.11.04、京都建築専門学校「建工祭」

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2017年11月 4日 (土)

建築学校の学祭にスケッチを出品した

 京都建築専門学校の学祭「建工祭」にスケッチを出した。町家教室「葭屋町校舎」の2階和室に他の先生方の作品とともに置いている。明日5日まで。ぜひお寄りください。

 開会前日夜にスケッチを届けに行くと学生たちががんばって準備をしていた。それはきっと君たちの糧になる。学祭を楽しんでほしい。

京都建築専門学校ブログ https://kyotokenchiku.ac.jp/blog/category/%E5%AD%A6%E5%9C%92%E7%A5%AD/

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2017年11月 3日 (金)

芸術配管 171023

 この駅はもうすぐ建て替えられる。元々入り乱れていた配管が、仮設電源の増設で野放図になっていておもしろい。もうしばらくは芸術配管を楽しめそうである。


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2017.10.23、阪急京都線西院駅にて

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2017年11月 2日 (木)

フィボナッチ数と五行説

 思いついたことがあるのでメモしておく。

 1、1、2、3、5、8、13、21……

 この数列は前のふたつの数字を足したものが並んでいて13世紀のイタリアの数学者フィボナッチが研究したことからフィボナッチ数と呼ばれている。これを図化した螺旋が自然界に多数存在する。

 たとえば貝殻の断面やバラの花や松ぼっくりを上から見たときなどだ。このことから、フィボナッチ数は生命が形を得る上で特別な役割があるのだろうと言われてきた。ただしそれが何なのかはまだ分かっていない。

 陰陽五行説は自然観察から生まれたもので、このフィボナッチ数をなぞっている。

 1 最初の混沌(太乙)
 2 陽気と陰気(陰陽)
 3 天と地と人(三才)
 5 五つに分かれた気(五行)
 8 八つに分かれた気(八卦)

 13以降はない。本当はあるのかも知れない(13は十二支+中心かも知れない)。

 フィボナッチ数は6世紀のインドでは知られていたそうだ。陰陽五行説が現在の形になり紀元前5世紀の古代中国でも知られていたのではないか。陰陽五行説は数学的な側面があるので、それを理論化に利用したのだと思う。


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2017年11月 1日 (水)

空の研究 171101

 朝7時に家を出たら、ものすごいウロコ雲だった。高積雲という種類で高度2~7キロあたりに出るという。飛行機よりも下だ。

 今朝は高気圧が近づいていたから、大陸の乾いた冷たい空気が吹き下ろし始めて地上の湿った空気層の上面を結露させたようだ。それが不均質に湧き立つように起こるためきれいなウロコ模様を描いている。

 雲の上の透明度が高いのは、高高度まで乾いている証拠だ。今夜はきっと星がよく見える。


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2017.11.01、京都府向日市

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