曽根崎公西会市場
鉄筋コンクリート造りだ。今までまったく気づかなかった。50‐60年代に見える。柱のない水平性を強調したよくできたデザインだ。トップライトとトップサイドライトの併用がが50年代のソ連モダニズムを彷彿とさせる。
よくわからないが戦前物件と言われてもそうかなと思う。大阪府の近代化遺産リストには載っていなかった。やっぱり戦後モダニズムなのだろうか。
お初天神商店街から、すでに更地となった曽根崎公設市場へ続く通路だ。公西会とは公設市場の西側という意味だろう。
わたしは曽根崎市場を知らない。戦前の鉄筋コンクリート造りjのモダニズムだったらしい。そのおもかげがこの商店街に残っているのかも知れない。
見たところ空き店舗が多そうだった。こんなによい立地なのだからいくらでも入居希望者はあるだろうに。こんな敷地じゃ高層化もできなかろうだから、このまま権利関係を動かさずに楽しく使うのが所有者にとってメリットがあると私は思う。
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