2017年8月 9日 (水)

ホフマン先生のストックレー邸みたいだ

 階段室を見上げたところが出色で、ウイーン分離派ばりのラインの入れ方がとてもいい。なかなかこうはできない。すごいぞ。

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 待合室もよく見るといろんな工夫がある。まず角を飾りタイルで縁取っているところ。このやりかたはストックレー邸をはじめとして世紀末ヨーロッパで流行った手法だ。こうすることで立体感がなくなり軽やかな作り物めいた感じが出る。

 次に柱から梁にかかる部分をアールにしているところ。これがどこか未来的な雰囲気を作っている。

 最後に外壁周りの大梁を割愛しているところ。ぱっと見では気付かなかったがよく見ると不思議な架構をしている。そのことですっきりとした独特の見え方を実現している。延暦寺駅はあなどれない。

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2017.07.21、滋賀県大津市、比叡山鉄道ケーブル延暦寺駅

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