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こういうものがあると初めて知った。障子の建具が2枚だと、通常敷居鴨居の溝は2筋となるはずだが、ここは一筋しかない(写真)。外側にしとみ戸があるので、後世の付加なのだろう。紙が自由に使えるようになるのは江戸時代に入ってからだと思うので、そのころの改造かも知れない。本体は室町時代の作品だ。 一筋になのは柱幅合わせてのことだろう。二筋が一筋になることで二枚の建具が一枚に見える。普通、建具は外枠が太くなるのだが、ここでは外枠を思い切り細くした。レールが一筋であることを利用して外枠を細く見せることに成功したのだ。
2017.02.19、奈良市、今西家書院
2017年3月 7日 (火) 建築探偵の写真帳 | 固定リンク Tweet
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