講演会「建築家・藤井厚二と和の住まい」開催しました
聴竹居の保存に尽力なさった松隈章さんにお願いして講演会を開いた。ゆくりとした落ち着いたお話しぶりで分かりやすくかった。100分を短く感じたほど楽しかった。松隈さんありがとうございます。
住宅は「愉快なもの」であるべきだという藤井の考えがおもしろかった。藤焼きという窯を開いて食器を自分で作ったり、自宅にテニスコートやプールを作ったりと、貪欲に暮らしを楽しもうとする。心がけ次第で暮らしは「愉快」になるし、建築はそうした愉快な暮らしを裏支えするものだという考え方にわたしは共感する。聴竹居は謎めいた魅力的な建物だ。久しぶりに訪れて建物を見ながら彼の考えをたどってみたい誘惑に駆られた。
2017.01.28、京都府庁旧館2階正庁、「和の住まい推進リレーシンポジウムinきょうと、藤井厚二と和のすまい」京都府住まいづくり協議会主催
| 固定リンク
「建築たぬき」カテゴリの記事
- 海の博物館を見てきた(2019.03.17)
- 久しぶりの地鎮祭(2019.03.18)
- 神明造りを見てきた(2019.03.15)
- 伊勢神宮の森(2019.03.14)
- まいまい三条王道(2019.03.05)
コメント