2016年11月19日 (土)

梅小路機関車庫を初めて見た

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 前から見たいと思っていた。なかなか格好良かった。柱が思ったより細かった。屋根を支えるだけだからだろう。外壁側に不格好な耐震補強が張り付いていたが、昭和25年の東南海地震を耐えた建物だから過剰補強だと思う。大梁も小梁のハンチがついているだけでなく床スラブににもハンチがあった。あまり見たことがない。ようするに屋根スラブの鉄筋を大梁へ挿しこんでいるのだろう。屋根スラブを固めるための工夫なのだと思う。

 資料では渡辺節の設計となっているがそれはおそらく間違いで、本当は増田清なのではないかと私は思っている。増田は同時期の奈良機関車庫を設計したことが分かっているからだ。奈良のほうはラッパ柱の無梁構造だった。なぜ京都はラーメン構造にしたのだろうか。やはり設計者が違うのか。

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2016.11.12、京都市梅小路

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