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2016年10月

2016年10月31日 (月)

摂南大スケッチ大会(3)

 この校舎は創立から少し後の建物らしい。旧図書館と似た構造でなかなかかっこいい。屋内体育室があるらしいが中へ入ったことがない。今度探検してみる。

 最近、自分の絵が変ってきたように感じる。エンピツをグラフィックペンに持ち替えたことによる効果だろうか。もっと変わっていく気がするのでワクワクしている。今まで描けなかったものが描けるようになるかも知れない。

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2016.10.21/ワトソン紙ハガキサイズ、0.5グラフィックペン、固形透明水彩/大阪府寝屋川市

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2016年10月30日 (日)

摂南大スケッチ大会(2)

 旧図書館は1975年開学当初の建物らしい。大阪万博のころの建築に対する夢のようなものが漂っている。あの夢はどうなってしまったのだろうか。近年、そのころの建物が集中的に解体されているので、こういう隠れた名作はぜひとも宣伝しておきたいものだ。

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2016.10.21/ワトソン紙ハガキサイズ、0.5グラフィックペン、固形透明水彩/大阪府寝屋川市

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2016年10月29日 (土)

摂南大スケッチ大会(1)

 昨年から1年生とスケッチ大会を開いている。最後に70名分の講評を行う。うまく描こうなどと思わず、自分の線を探せと教える。わたしも描いた。これは前から気になっている旧図書館。誰の設計なのだろうか。おもしろい構造をしていて、軽やかで構成的な美しさがある。

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2016.10.21/ワトソン紙ハガキサイズ、0.5グラフィックペン、固形透明水彩/大阪府寝屋川市

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2016年10月28日 (金)

旧宇陀小学校(奈良カエデの里ひらら)

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 外壁の板壁がいい具合に古びていて、それが端正な立面構成とよくなじんで美しい。よく残してくださったと思う。1935年竣工。2006年に廃校になりカエデ公園として整備されイベントなどに活用されている。ほかに平屋建ての木造校舎が2棟ある。窓がアルミサッシュに変ったほかは外観がほぼ竣工当時のまま残っている。

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 外壁に付け柱を添える形式で、木造校舎としては他では見たことがな。2階床梁と屋根トラスを法杖で補強する耐震木構造となっている。学校の耐震木構造は昭和9年の室戸台風以後、各地で工夫された。これもそんな工夫のうちのひとつであるわけだ。建設当初からスレート葺きだったようで、これなども屋根を軽くして耐震性を上げようとする工夫なのだろう。

 80年経っているにも関わらず軸組に狂いがないのは、材木を厳選したこと大工さんの腕が良いことを証明している。痛んだところを修理してやればまだまだずっと使うことができる。
 
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 古い黒板が残っていた。アールデコを思わせる。階段手摺の親柱はもう少し古いウイーンセセッションだ。設計者は当時40代後半なのではないか。

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2016.10.25、奈良県宇陀市

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2016年10月27日 (木)

大宇陀町福祉会館

 川側へ3メートルだけ増築している。そのため川側から見ると2階建てに見える。板張りが良い味を出していて、なかなかおもしろい風景を作り出している。今回はゆっくり町を歩けなかったので、ぜひ再訪したい。

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2016.10.26、奈良県宇陀市

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2016年10月26日 (水)

風景「ハンバーグ定食」

 デミグラスソースの酸味がさわやかだ。ハンバーグは少し固めの家庭的な食感だ。しっかり固められた肉にソースがよく馴染んでうまい。ここでハンバーグ定食は初めてかも知れない。また食べたくなく味わいだった。

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2016.10.26、京都市四条烏丸「風景」

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2016年10月25日 (火)

芸術配管 161017

 西院駅の芸術配管は何度か投稿しているが、このアングルは始めてかな。いつも撮るのは大阪行きホームの階段だが、反対側の京都行き階段も実はすごい。そのうち撮ってみよう。

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2016.10.17、京都市西院駅

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2016年10月24日 (月)

満月の花「サバの味噌煮」

 トロットロに柔らかい。口のなかで蕩けるようだ。身は淡白ながらサバの脂の味わいが深い。甘さを抑えた味噌がその風味を引き立ててうまい。これは今後定番になさると言う。ぜひまたいただきたい。

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2016.10.24、京都市四条烏丸「満月の花」

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2016年10月23日 (日)

熱気球に乗ったよ

 熱気球に初めて乗った。こどもたちがたくさん集まってくれてみんな楽しそうだった。わたしも乗せてもらったがなかなか怖かった。でも朝空に浮かぶ気球は美しかった。そしてとても大きな気球が音もなく宙に浮いている不思議さは乗ってみるとよく分かった。

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 これは建築事務所協会で何か変わったことをやろうとチャーターしたもので私はスタッフとして参加した。熱気球運行のみなさん、ありがとうございました。

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2016.10.23、京都府京丹波町「食の祭典」にて

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2016年10月22日 (土)

門寿司「カニのサラダ巻き」

 門寿司は店前の冷蔵ケースに持ち帰り用の寿司パックを並べている。帰るころにはほぼ売れきれなのだが、サラダ巻きが300円であったので買って帰った。翌朝食べてみると、本物のエビが入っていて驚いた。柔らかな玉子焼きとシャキッとしたキュウリの食感のコントラストのなかに、甘いエビの香りが包まれていてうまかった。

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2016.10.22、大阪府寝屋川市「門寿司」

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2016年10月21日 (金)

門寿司「さざえ刺身」

 毎週寄る立ち呑み「門寿司」で大きなサザエをいただいた。磯臭さは無くコリコリした食感にとろけるような甘さがあった。この見せは来るたびに珍しいものを食べさせてくれる。いつもありがとう。

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2016.10.21、大阪府寝屋川市「門寿司」

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2016年10月20日 (木)

これが鉱滓で作った「からみ石」だ

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 これがカラミ瓦の元になったカラミ石だ。鉱石を溶かすと金属は下に沈み、不用な成分は上に昇る。その不用なところを型に流し込んで作ったブロックがカラミ石だそうだ。わずかに残った鉄分が錆びてよい味を出している。重いので擁壁などに使いやすいのではないだろうか。

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 生野まちづくり工房井筒屋の増築部分の基礎もカラミ石だった。どうやら、町の中のいろんなところで使われているらしい。カラミ石めぐりをしてみたい。

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2016.09.18、兵庫県朝来市生野町

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2016年10月18日 (火)

パース教室とはがきスケッチ教室のご案内

 パース教室は10月24日(月)から毎月1回(第4月曜)開催で6ヶ月コース。
 スケッチ教室は11月19日(土)から毎月1回(第3土曜)開催で4ヶ月コース。
 どちらも超入門コースなので初心者歓迎。
 詳しくはホープページへ。

 京都建築探偵塾ホームページ http://tanuki.la.coocan.jp/tanteitop.html

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二点パース

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はがきスケッチ

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鉱滓で作った「カラミ瓦」というものがあった

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 鉱山町生野には今も鉱滓瓦を使った家が残る。そういうものがあるということすら知らなかった。持ち上げるとずっしり重い。実際にどうやって作ったのかよく分からない。赤い色合いと鈍い光沢がとてもきれいな瓦だ。

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 精錬所が瀬戸内国際芸術祭で有名な直島へ移ったあと、そこで開発されたという。それを生野へ持ってきて社宅など関連施設の屋根に葺いたようだ。今はもう作っていない。

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2016.09.19、兵庫県朝来市生野町

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2016年10月17日 (月)

大きな月が出ていた

 満月が昇り始めたところだった。地表に近いのでいつもより大きく見える。赤い色が異世界を思わせて不思議な感じがした。とても不思議だ。

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2016.10.15、兵庫県西宮市

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2016年10月16日 (日)

1杯200円のラーメンのある町(建築探偵の考えていること)

 ちょっと不思議なロケーションだった。やけに歩道の広い道があったので歩いてみた。歩道の幅が5メートルもある。計画道路か何かなのだろうか。寝屋川市の電通大沿いの道だ。まわりは新興住宅地で、60年代以降に農地を開発した地域であることが分かる。ところがそこに市場があった。これは少しおかしい。市場の設置は戦後すぐから50年代にかけてが多い。市場ができた時点で、それを必要とする住宅地が開かれていなければならない。これでは風景と歴史とが合わない。これを整理するとこうなる。

終戦  農地
50年代 市場<市場が宅地開発より前なのがおかしい
60年代 計画道路・宅地開発 

 アーケードの入り口に白看板に黒いペンキ塗りで「日之出商店街」とある。これって稲葉喜美子の「日ノ出町ブルース」じゃないか。急に古い歌の中に入り込んだ錯覚に陥った。歌に出てくる日ノ出町は横浜の場末の飲み屋街だった。これも50年代から60年代に成立した風景だ。日ノ出という地名そのものが戦後の新興地を思わせる。
 おもしろいのは市場が鉄筋コンクリート造りであること。京都の堀川住宅とよく似ている。あれも50年代前半だった。2階建てで間口が3メートルほどしかない。この狭さも50年代を思わせる。1階が店舗で2階が住宅だ。アーケードは両側の建物から鉄骨で架け渡されている。鉄筋コンクリート造りということは、これが公共事業として建てられたことを示す。道路がらみかも知れない。ここまでを整理するとこうなる。

終戦  農地
60年代 計画道路・宅地開発・市場<市場は50年代に見えるのでおかしい

 最近の市場は空き店舗が多いものだが、ここは全部埋まっていた。なかなか活気があって楽しい。市場の中ほどに食堂があった。大きな赤のれんに「みなさまの台所、兼六食堂」と白抜きで染められている。ガラス戸に手書きのメニューがずらっと並んでいて、そのなかに「ラーメン 200円」があった。200円? 思わず足が止まってメニューを2度見した。たしかに200円とある。ほかのメニューも安い。

 中はお客でいっぱいだった。テレビがお昼のバラエティを流している。いきなり200円ラーメンを頼むのはどうだろうと躊躇していると日替わりランチを勧められた。こういう初見の客を見分けて世話をしてくれるところがうれしい。よい店を見つけた。ランチはオムレツがうまかった。カニ玉に似た甘辛い優しい味でフワトロの食感だった。ここは中華料理店なのではないか。そしてこの薄味の中華はやはり50年代の味だろう。

 ここまでで判明したことは次のとおり。

50年代 兼六食堂開業
50年代 日ノ出商店街
60年代 計画道路・宅地開発

 ここでヒントになるのが、道路沿いの電通大が1961年に立地していること(これは帰ってから検索した)。だから本当はこうではないか。

戦前  大工場(おそらく繊維系)の立地、借家街の形成、
    市場の成立、日ノ出町成立、農地と宅地の混在
戦後  工場再稼働、闇市
50年代 兼六食堂開業
50年代後半 計画道路工事、道路敷地となった市場の移転建て替え
60年代 道路開通、大学の誘致、兼六食堂の学食化、道路沿いの農地の宅地化
60年代 繊維業の構造不況、大工場の閉鎖

 年表上の大工場はまだ私の推理の産物でしかない。しかし戦前にすでに工員街であったと考えればいろいろ説明がつく。ひょっとすると大学は大工場の跡地なのかも知れない。こうして考えてくると、兼六食堂の優しい味わいは工員街から学生街への変化に寄り添ってきたことが分かる。長年続いた食堂の味は大切な歴史資産だと私は思う。

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2016.10.14、大阪府寝屋川市「兼六食堂」

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2016年10月15日 (土)

村野藤吾のコンクリートレンガ

 関大でコンクリート製のレンガを見つけた。焼いていないので厳密にはレンガではないが、大きさはレンガとおなじくらいだ。まわりの校舎がレンガタイルなので、風景によく溶け込んでいて最近までコンクリートレンガであることに気づかなかった。表面を洗い出しにしており、風化した石造りのような趣があって、なかなかよろしい。コンクリートレンガやコンクリートブロックは自作できるので、私もやってみたいと思っている。

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 村野にはレンガ造に対する憧憬がある。彼がエストベリのストックホルム市庁舎を初めて見たとき走り出したというエピソードがそのことをよく示している。彼の執拗なまでのフランス積み式タイル貼りへのこだわりも、そこからきているのだろう。エストベリのレンガ積みはフランス積みだからだ。ただし、フランス積みは長手と小口が交互に現れるがエストべりは長手を2回繰り返す。レンガの積み方としてはそれほど違わないが、ストックホルム市庁舎を直接まねたというわけではないのかも知れない。

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2016.09.27、関大

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2016年10月14日 (金)

村野藤吾のタイルの裏貼り

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 これはおそらくだがタイルの裏貼りだ。関大校舎のひとつで前から気になっていた。表は釉薬がけの白いレンガ風タイルで、一時期の校舎は全部それだ。これは施工時にはねられた不良品を裏返して貼っているのだろう。村野の師匠に当たる渡辺節も同じことを綿業会館でやっていたから、この技は師匠譲りの離れ業なのだと思う。

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2016.10.04、関大

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2016年10月13日 (木)

設計課題用の敷地を学生さん自身に作ってもらった

 今回は20平米ほどのカフェを考えてもらう課題を出した。建物の外形はこちらで与えて、中を自由に使えという課題だ。敷地の設定は運河にかかる橋のたもとの路地とした。その路地を学生さん自身に考えてもらった。なかなかよい路地ができたのでうれしかった。

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2016.10.12、同女

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2016年10月12日 (水)

【伊予旅行】16.内子の旭館

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 けっこう大きい。正面の壁が平面的に彎曲しており、バロック様式の教会堂を思い起こさせる。木造でよく作ったものだ。さすが伊予の建築文化は奥深い。今のオーナーは近所の造り醤油屋さんで映画会などに使っているそうだ。こうしたものを残そうとする気概もすごい。

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2016.08.25

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2016年10月11日 (火)

【伊予旅行】15.内子の出格子窓

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 内子にも大洲と同じような出格子があった。下部に雲形の持ち送りがある。その雲形があふれ出したように写真のような雲形の飾り板がついている。このくどいほど過剰な装飾をほどこす傾向は道後温泉本館に似ている。このあたりが伊予建築の特性なのかもしれない。もちろん私はこの饒舌な感じは好ましいと思う。楽しそうでいいじゃないか。

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2016.08.25

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2016年10月10日 (月)

白水「回鍋肉」

 久しぶりに白水に来た。店も料理も学生時代のままだ。ここへ来ていたのは今から30年も前だ。おやじさんはその頃と変らないのが不思議でならない。人間はある状況のもとだと年を取らないのだろうか。ホイコーローは五目炒めのようなアンがたっぷりの優しい甘辛さだった。

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2016.10.10、京都市左京区北白川「白水」

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2016年10月 9日 (日)

真水英夫の追っかけ大栓継

 先端のメチ(ほぞ)が丸いのを初めて見た。明日の建築ツアーの下見をしていて見つけた。真水英夫設計(推定)らしい。真水のことはよく知らないが漱石と友達だったようだ。愉快なやつだったのかも知れないと思うようになってきた。ツアーではそんな話もすると思う。

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2016.10.09、京大

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【伊予旅行】14.臥龍山荘(4)

 不老庵のロケーションは下図のようになっている。神棚の後ろは青石の露呈した崖で、その上に大洲神社がある。神社は大洲城の完成した1331年にその守りとして開かれたという。ご祭神は大国主の命と事代主の命の二柱だ。これは大黒天と恵比寿天に習合される。ようするに不老庵の床の間に飾られる神様は大黒天と恵比寿天の二神なのであろう。

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 ちなみに大黒と恵比寿の陰陽の組み合わせはこの時代に成立したのかもしれない。鎌倉末期から室町初期にかけて、つまり後醍醐天皇の時代の修験道が聖地を再生してまわったのではないか。

 陰陽のセットになっているのは神様だけではない。大洲神社のある青い磐座である神楽山は、肱川を挟んだ対岸の山を冨士山(トミスヤマ)とセットになっている。ここには江戸時代に如法寺が開かれている。如法寺の開かれる前の冨士山も行場の点在する仏の領域であったろう。神社は陽気、寺院は陰気のセットだからだ。

 おもしろいのは方角と社寺の陰陽が入れ替わっていることだ。日の昇る東側が陽気、火の沈む西側は陰気だ。大洲では肱川をはさんで陰気の西側に陽気の神社、陽気の東側に陰気の寺院が配置されている。これは陰陽の交合を意識した配置なのだろう。こうした意図的な逆配置も中世的な感じがする。

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 東の空に満月が昇る。月は陰気そのものであり満月は陰気の絶頂である。陽気である東側は月光に包まれる。月光は陰気の作用であろう。それがまず肱川を照らす。川面がキラキラ光る。その反射光が不老庵の天井を白々と照らし出す。この場合の白は水を表わす。水気は木気を生む。従って不老庵に肱川の白光が届くとき、木気は発動するわけだ。不老とは再生を意味し、不老庵はそれを視的に表現するための呪具なのだ。それはここが再生を願うための祈りの空間であることを示している。

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2016年10月 8日 (土)

とろろそば200グラム食べた

 いつものザルそばを大盛りでいただいた。縁台で食べるとなおさらうまい。食べているとカエルがケロロと鳴いた。案外近い。どうやら縁台横のアジサイにいるらしい。よし確かめてやろうと立ち上がるとクモの糸が引っかかった。切れはしなかったが、見上げると最近大きくなりはじめたジョロウグモがワタワタしていた。

アジサイのカエルと軒のジョロウグモ
縁台でひとり喰うトロロソバ (たぬき)

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2016.10.08

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2016年10月 7日 (金)

村野藤吾格子の作り方

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 関大を歩いていて村野格子を見つけた。繊細にして優美でなかなか良い。よく見てみると、これがエキスパンドメタルを切り抜いて作っている。よくこんな作り方を思いつくものだ。これなら私でも安くてすぐに繊細かつ優美な村野格子が作れそうだ。どこかで試してみたい。

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2016.10.04

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2016年10月 6日 (木)

オオサンショウウオのクッキー

 鉱山町の生野はオオサンショウウオの生息地としても有名だそうだ。全国から研究者が集まってくるらしい。これは生野まちづくり工房(参照)で作っているオオサンショウウオのクッキー。あまりにも可愛いらしいので買ってきた。生野の紅茶が練り込まれていて香りがよい。つなぎに何も入れておらず、ただひたすら小麦粉を捏ねて作るのだそうだ。混じり気のない優しい味わいだ。

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2016年10月 5日 (水)

村野藤吾の体育館を描いた

 スケッチ会で学生さんたちが色塗りをしている間に1枚描いた。これで15分くらい。前から気になっていたが、なかなかかっこいい。
 最近自分の絵がはっきりと変ってきた。もっと変っていくのだろうか。楽しみである。

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2016.10.04/ワトソン紙ハガキサイズ、グラフィックペン0.3、固形透明水彩/大阪府吹田市、関西大学

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2016年10月 4日 (火)

村野藤吾をスケッチした

関大のシンフォニーホールを学生たちとスケッチした。前にも描いたことがある。こいつは子ブタのような顔をしていて私は好きだ。今日描いていて気づいたのは、左右の小窓の大きさが違うこと。もう一つは、壁面が微妙に折れていて平らでないこと。スケッチしても気づかないことって多い。スケッチは2回目が面白い。
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2016.10.04/ワトソン紙はがきサイズ、4Bホルダー、固形透明水彩/関大

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2016年10月 3日 (月)

二点パースのおさらい(2)モデルは自分で作る

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 二点パースの練習方法はまず下のようなモデルを作る。自分でモデルを考えることで、想像していたものと実際のパースとの違いを知ってもらうからだ。建築関係でない方でもモデルは自分で考えてもらう。わたしの教室は設計以外の方が多いが、モデルを考えることに関しては建築学生に教えるのとさほど違いを感じない。

 ボール紙の長尺を使い始めてから教えるのが楽になった。これはこの夏の但馬スケッチ塾のときに作ったものだが、やはり道具は大切だな。長尺を使えば二点パースの理屈を手で習うことができるのが、教わるほうにとって良いのだろう。手と頭とは思っている以上に緊密な関係があるように思う。

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2016.09.12

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2016年10月 2日 (日)

二点パースのおさらい

 前期のパース教室もそろそろ終わりなので、最近はもっぱら二点パースのおさらいをしている。ボール紙を切って作った自家製定規を使ってもらっている。水彩で着色して完成だが、わたしは元気がなかったので線描きのままだ。

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2016.09.26、パース教室

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2016年10月 1日 (土)

枚方T-SITE

 駅前ビルが建て変っていた。本屋が何層にもわたっていて迷路のようでおもしろかった。柱がやけに細いので、ひょっとしたら鋼管コンクリートなのかも知れない。どうゆう構造なのか不思議でたまらない。

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2016.09.23、大阪府京阪枚方市駅前

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自家弁当

 授業前の弁当はどうも落ち着かない。ここの授業はもう3回目だし、きょうの準備も万端調っているのだが心が浮ついて食事に集中できない。何を食べているのかよく分からないまま箸が進んだが、それでもモヤシ炒めだけはよく分かった。これが一番歯ごたえがあるからだ。噛むことによって集中できるのだろう。よく噛むことは心を調えてくれる。

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2016.09.30、摂南大にて

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