2016年9月 6日 (火)

【伊予旅行】8.大洲の出格子窓

 背の高い土壁との取り合わせがちょうど良い。視線高さの下側だけ格子にして上は透かしているのもかっこいい。窓台下のくり型の支えが並ぶようすも好ましい。支えの間を土壁ではなく板で押さえているのも利いている。細部の納まりも自然に見える。簡単なようでいてなかなか精巧なつくりである。

 わたしはこういう出格子が大好きだ。以前金沢でも同じものを見たが(参照)、こうした出格子は腰掛窓の変形と考えたほうが良いのかも知れない。外と中のあいだのあいまいな領域は建築を豊かにする。

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2016.08.25、愛媛県大洲市

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