今年も大工大でスケッチ大会を開いた
昨年は100枚以上を初見で講評したら1時間半かかった。今年は事前に見て分類したので1年生90名を1時間で講評できた。講評は自分の線になっているかどうかの一点について話す。分類は「緻密でていねいな線」「大胆で思い切りのよい線」「物語のある線」「そのほか」の4つとした。分類そのものはもっと研究の余地があろう。「そのほか」というのが講評する立場から見れば一番おもしろいが、今年は案外少なくって10枚くらいだった。この学年は目立たないがまじめで素直で着実に実力をつけていく者が多いのだろう。着実は教育の本道だが一番難しいと私は思う。
昨年描きたいと思った方向から描いてみた。暑いので絵の具の乾き方が速くて気持ちがいい。でも20分も立っていられない。これで20分くらい。
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