2016年5月31日 (火)

銀河鉄道の夜

 毎年、水の張られた田んぼに映る夜行列車を見に行く。車窓が水面に映ることで地面が消失し、まるで空を飛んでいるように見える。宮沢賢治の銀河鉄道の夜の風景はこれなのだろう。写真では光の矢になっているが、肉眼ではひとつひとつの窓がはっきり分かる。これは新快速なので相当長いため、光の列がパノラマとなって広がるようすは圧巻だ。風があると水面が揺れてきれいに見えない。しばらくたって稲が育つと映りが悪くなる。1年のあいだでちょうど今しか見ることができない光景なのだ。カエルの声を聴きながら列車が来るのを待つのも良いものだ。

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2016.05.31、京都府向日市

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