銀河鉄道の夜
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当時あまりにも落選が続き精神的に良くないのでコンペから遠ざかっていた。これはあまりにも敷地が魅力的だったので、たちまちプランを思いつき描きあげた。結果はやはり1次審査も通らなかったが、お気に入りの落選案である。
住宅コンペ落選案シリーズ(4)坂の上の田園住宅
詳細はこちら→http://tanuki.la.coocan.jp/office/2007-C.html
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数寄屋風のデザインをまさか自分ができるとは思わなかった。このころが私のデザインのピークだったのかもしれない。この案件は締めきり直後に理由の説明なく中止となった。あきらかに予算不足が原因であり、このころからコンペ会社への不信が芽生えた。
円満字建築事務所 住宅コンペ落選案シリーズ(3)第3種風致地区様式
詳細はこちら→http://tanuki.la.coocan.jp/office/2003-C3.html
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これもお気に入りの落選案。どうやら私は大きな屋根が好きなようだ。コンセプトという言葉を私は使わないようにしているが、応募要項にそう書いてあるので仕方なく使っている。ちなみにコンセプトはもともと受胎という意味で多分に宗教色が強い。
円満字建築事務所のHP 住宅コンペ落選案シリーズ(2)英国式田園住宅
詳細はこちら→http://tanuki.la.coocan.jp/office/2003-C1.html
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住宅コンペに熱中していた時期が10年ほど前にあった。ことごとく1次審査で落選したが、今見てもおもしろいので事務所のHPにあげてみる。これは田辺淳吉の誠之堂(せいしどう)の簡単な翻案だ。こんな建築を作りたい。
円満字建築事務所HP 住宅コンペ落選案シリーズ(1)英国式田園住宅
詳細はこちら→http://tanuki.la.coocan.jp/office/2003-C2.html
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宴会の後、千鳥足で阪急梅田駅にたどりついのはまだ11時半だった。これなら帰れると思っていた。ホームには快速急行が停まっていたし、その後に河原町行きの各停もあった。案外空いていたので座ることができた。今から思うと酔っていたのだから座るべきではなかった。でも前日までの調査の連続で疲れていたのだ。だからこそ座るべきではなかった。座ったとたんに寝てしまった。
ふと目を覚ますと見知らぬ駅に停車していた。とっさに乗り過ごしたと思って飛び降りた。ここはどこだろう。ひょっとして乗り過ごしたのではなく、まだ茨木市あたりなのではないか。それならもう一度列車に乗らなくちゃ。まわりを見渡すが駅名表示が見当たらない。焦りながらキョロキョロしているうちにドアが閉まり快速急行は行ってしまった。向かい側のホームに駅名板が見えた。そこは高槻市だった。
電光掲示板がパタパタと変わり、桂どまりの各停が来ることを告げている。その後には河原町行きの各停もあった。時計は12時をまわったところで、この時点でもちゃんと帰れると思っていた。列車の到着までしばらく時間があったので手近なベンチに腰を下ろした。そのとたんに眠ってしまった。
「お客さん、最終が出ましたよ、お客さん、起きてください」
「……へっ?」
寝ぼけ眼をこすって見上げると駅員がわたしの肩を叩いている。
「もう電車はありませんよ」
駅員の肩ごしに終電が遠ざかっていくのが見えた。すぐには状況が理解できなかった。どうやらうたたねをしているうちに終電を逃したようだ。なぜ終電が出る前に起こしてくれないのかと身勝手な憤怒を覚えながらフラフラと立ち上がり駅を出た。そのときJRはまだ走っていることを思い出した。阪急高槻市駅からJR高槻駅まで歩いて10分ほどだ。なんだちゃんと帰れるじゃないか。このときもまだ帰れると思っていた。
JRはベンチが少ない。酔っ払いが寝過ごすのを予防するためベンチを撤去しているのかも知れない。ほどなく京都行きの終電がホームに滑り込んでくる。これに乗れば長岡京まで3駅だ。楽勝じゃん。やれやれこれでやっと帰れるよ。ほっとしながら座席に座った。そのとたん寝てしまった。
目が覚めると見知らぬ駅に止まっている。ドアが開いたところで暗いホームが見え、冷たい風が流れ込んできた。駅舎の端が見えている。1950年代風の鉄筋コンクリート2階建ての駅舎だ。これって向日町駅ではないのか。
(しまった!寝過ごしたか)
あわててホームに降りるのとドアが閉まるのと同時だった。モーター音をうならせて終電が駅を出ていった。誰もいないホームの電光掲示板の表示が「電車はありません」に一斉に変った。見上げた駅名板には大山崎とあった。そこは長岡京駅のひとつ手前だったのだ。
(しまった!ひとつ手前で降りちゃったよ!)
なにくわぬ顔で駅の外へ出るとタクシー乗り場には1台の車もない。後ろで駅のシャッターがガラガラと閉まった。もしそこにベンチがあればまた寝ていただろう。座るとだめだ。まあここまで来れば歩いてでも帰れるし。そう強がってみたものの夜風が冷たかった。でもしばらくするとタクシーがやってきた。よかったぁ。
(ああ今日は疲れたな。なんで2度も終電を逃すかな。酔って帰るとき座るとだめだな。今度から気をつけよう)
タクシーに乗り込んで行き先を告げる。
「一文橋までお願いします」
「分かりました。一文橋ですね」
タクシーが急発進する。その一揺れでわたしは眠りに落ちた。
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この軽やかなトラスは一体何だ。以前も見たはずだけどよく覚えていない。ちゃんと見ていなかったのだろう。「見る」とは何と難しいことか。
さてトラスの各材の役割は圧縮と引っ張りに分かれるが、この場合、圧縮はアングル鋼材、引っ張りは丸鋼材となっている。まるで力学の教科書を見るようだ。教科書通りに作れば、これほど細いメンバーで大丈夫なわけだ。すごいな。
下写真はキングポストを下から見上げたところ。丸鋼材は端部がわっかになっていて、それをボルトナットで閉めるだけだ。
斜材であるアングル鋼材の端部は、下写真のようにキングポストのターンバックルで押さえている。よくできているじゃないか。こういうトラスを作ってみたいものだ。
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岡崎公園の近代建築を2時間ほど案内した。京都の伝統工芸の近代化と岡崎の博覧会場が二条駅を使ってシベリア鉄道経由でヨーロッパと繋がろうとしていたことなど話した。午前中だったが暑かった。たまたま通りすがった建築家の阪東孝治さんが写真を撮ってくださったので、お借りしてここへ上げておく。阪東さんありがとうございます。写真は府立図書館前で恒例の武田五一クイズをしているところ。
2016.05.15、京都市岡崎公園府立図書館前、まいまい京都(参照)
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移動中に六郷川鉄橋を渡った。鉄骨が好きなのでワクワクしながら渡った。よく見ると吊り橋のような構造をしている。上の太い梁から幅広鉄板で橋げたを吊っている。こんな構造見たことがない。
幅広鉄板は2枚合わせになっていて、その間に補強が入っている。その補強にハニカム風のものとラチス梁風の2種類があるのはなぜだろう。しかも補強の入り方がまちまちだ。入っていたり無かったりする。どうすればこうなるのか。
ネットで調べたら「轍のあった道」というサイトに分かりやすい解説があった(参照)。ここで取り上げられて東京の十条跨線橋は六郷川鉄橋とほぼ同じ形だ。補強はハニカム風になっている。この補強はレーシングと呼ぶらしい。これは全部に入れるのではなく入れるところが決まっているそうだ。六郷川鉄橋は当初6連だったのが9連に改造されているので、そのときラチス梁のレーシングを追加したのだろう。
プレートには「ハミルトンズ・ウインザー鉄工所、製造、リバプール ガ―ストン、1875年」とある。1875年は明治8年だ。ものすごく古い。よいものを見せてもらった。
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まず大好きな聖ヨハネを描いた。30分くらい。陽射しがきつくて暑かった。この会堂は3を基調としている。ふたつの塔と身廊の破風それぞれに十字架が3つ付いている。その下にはやはり三角形破風が3つ並ぶ。正面のステンドグラスは大きなアーチの中にふたつのアーチがあり、その下に4つのアーチがある。つまりアーチが3段になっているわけだ。また、数あるアーチはほぼ三弁アーチとするなど徹底している。3はもちろん父と子と精霊の三位一体を象徴するマジックナンバーだが、ここまで3にこだわるのはなぜだろう。
2016.05.08/ワトソン紙ハガキサイズ、0.3グラフィックペン、固形透明水彩/明治村
ガ―ディナーについての覚え書き
ガ―ディナーについてよく知らない。彼はどこで建築を覚えたのか。ハーバード大に入るが建築ではない。それも2年でやめている。大学をやめてから23歳で来日するまでの3年間にどこかで実務を経験したのだろうか。明治13年に来日して立教の校長先生になり教育のかたわらキャンパスの建築設計を手掛けている。明治24年に立教を辞し建築事務所を立ち上げている。彼の建築活動の全容はまだ未解明らしい。興味深い建築家だ。
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何も釣れなかった。釣れないばかりか何の当たりも無かった。常連さんは魚も休みだと笑っていた。常連さんたちがすることも無くフラフラようすを見ながら軽口をたたき合うようすも好きだ。わたしはスキットルに入れてきたスコッチをあおりながらデッキチェアで昼寝をした。これもまた気持ちがよい。
魚がいないわけでは無く、アジやカワハギの良い形がポツリポツリと上がっている。アジもカワハギも群れなのだから相当ひそんでいるはずだがエサを喰わない。水温が16.5度だったがまだ低いのかもしれない。
連休中の平日だからなのか比較的空いていた。お昼は食堂で親子丼。9時入園し1閉園時間の18時に納竿した。
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