2016年3月18日 (金)

時間の前と後が入れ替わっていることについて

 どうでもいいことなのだが、時間って何だろう。色も形もないし触ることも感じることもできない。ただし体内時間というものがあるようで、花が咲いたり鳥が渡ってきたりすることを支配するらしい。でもそれって気温や風向きなどを感覚的に知ることで判断しているだけではないか。時計のようなものが体内にあるわけではなかろう。

 おもしろいことに、日本語では過去のことを「ずっと前にあったこと」などと言う。未来を「この後で起こること」などと言う。時間を場所的用語である前や後ろを借りて表現しているわけだが、なぜか前後が入れ替わっている。つまり我々は「前」である過去から来て「後ろ」である未来へと進むわけだ。

 時間を川の流れとしてイメージすることもある。「時代をさかのぼる」「時代が下る」などと言う。イメージ的には時間には初めと終わりがあって上から下へと流れていくものだ。時間をさかのぼれば過去へ戻るし、下れば未来へ進む。この場合も時間は前の時代から後の時代へと進む。やはりひっくりかえっている。

 もうひとつおもしろいのは、先という言葉が前後のどちらにも使えること。「後先を考える」という場合の先は前と同じで過去のことだ。しかし、「これから先」と言えば未来になる。文脈で意味が180度変わる言葉も珍しい。これが時間の前後が入れ替わっていることとどう関わっているのかよく分からないが、なにか手がかりになる気がする。

 結局、なぜ前後が入れ替わっているのかさっぱり分からない。とりあえず謎ということで。

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