2016年3月27日 (日)

建築探偵の写真帳 岸和田の近代建築ふたつ

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旧寿屋

 旧寿屋は初めて見た。元は結納品店だったようだ。大正時代と近代化遺産リストにある。白漆喰の塗籠造りの1階を石張りにしている。デザインが和風なのか洋風なのかよく分からないおもしろさがある。

 玄関脇に門灯跡らしきものがあって、とても良い。張り出した石製の笠の下に照明器具がついていたように思ったが看板掛けなのかも知れない。門扉の両側に翁と姥のレリーフがある。結納品の高砂人形なのだろう。門の上の鶴丸の両脇に亀がいてかわいい。良い建物だ。

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 旧寿屋から少し西へ行ったところのホルモン焼き屋も良い。敷地が三角形なのでショートケーキのような形をしている。2階から上が古いままで正面勝負に半円アーチのペディメントがある。その両脇に欄干の親柱のようなものが付いていて、やはり和風なのか洋風なのか分からないおもしろさがある。これはリストには載っていないが寿屋と同年代に見える。この通りは叩けばまだまだ出てきそうだ。

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2016.02.24、大阪府岸和田市、アリラン亭


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