2015年12月 9日 (水)

そこだけよく覚えている小説

 先日、肉のことを考えていて小説のワンシーンを思い出した。ただそれが何という小説なのか思い出せない。主人公は若い男で線路づたいに荒野を渡っていく。夕暮れ時に夜営している老人と出会う。焚火にあたらせてもらい少し話をする。老人には南部のなまりがあったかも知れない。老人は熱いコーヒーを男に渡した後、おもむろに「干し肉」を焼き始める。それは「干し肉」ではなくハムだったかも知れないしベーコンだったかも知れない。ともかくその肉が小さなフライパンの上で脂の音をさせながら焼かれるようすがおいしそうでたまらなかった。肉の焼ける香りと赤い夕陽に染まる荒野の風景とがよく合っていた。なんだっけこの小説。

|

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210270/62835691

この記事へのトラックバック一覧です: そこだけよく覚えている小説: