山椒は怒りながら植えると良いのはなぜか
山椒の苗は根付きが悪いので怒りながら植えると良いそうだがなぜかとかみさんに聞かれた。山椒の苗が根付きにくいことも怒りながら植えると良いと言われていることも知らなかった。かみさんの植えた苗はすぐさまアゲハチョウの幼虫の餌食となったそうだ。根付いても喰われるなら怒って植えてもしょうがないなと思いはしたが、この話は五行説で解けそうなので一応考えてみた。
山椒はピリリと辛いので五行に当てはめれば金気となる。金気は木気を剋す、つまり木気を殺すという働きがある。苗は木気であり芽生える根付くなどの現象も木気の作用だ。ところが山椒は金気なので自身の根付きさえ殺してしまう。自己中毒のようなものだ。だから植え付けに当たっては山椒の金気を抜いて置かねばならないわけだが、やり過ぎると山椒そのものが死んでしまい元も子もない。だから怒るのだろう。どやしつけて金気のやる気を奪っておいて、その隙に植え付けるわけだ。面倒な苗である。
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