2015年9月 9日 (水)

京大法経済学部本館

 大倉三郎の作品だ。スケッチをしようと回り込むと大きなバルコニーがあった。これは何だ? 南側をちゃんと見たことが無かったので今まで気づかなかったが、こちら側が建物の正面であることは明らかだ。今まで何を見ていたのか。

 バルコニーは武田グループの共通言語なので、それが正面を飾ること自体は不思議ではない。しかし普通武田グループのバルコニーには屋根がない。建築教室しかり、旧毎日新聞京都支局しかり、京都市役所しかり。屋根のあるバルコニーは珍しいのだ。ではこれは何なのか。わたしはこれは演説台ではないかと思う。

 演説台だから屋根が必要なわけではない。そうではなくて、このバルコニーの上下左右が囲まれることで、これが舞台のプロセミアムアーチのように見えるのだ。演壇としてふさわしいデザインと言える。ひょっとして大倉は他でも同じことをやっているのだろうか。今度同志社で調べてみよう。


Img_5033
2015.09.05/ワトソン紙ハガキサイズ、グラフィックペン0.3、透明水彩/京大

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