2015年3月17日 (火)

旧質美(しちみ)小学校

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 廃校の再生利用事例だ。パン屋さんのカフェや絵本やさんがあり、家族連れでにぎわっていた。パン屋さんの「パンドーゾ」は食パンの宅配を始めており、北海道おこっぺ町「ノースプレインファーム」の牛乳配達を思い出した。食文化は地域再生のための最重要テーマだと思う。

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 校庭は古い桜が取り囲んでいた。子供たちの成長を願って桜を植えたのだろう。桜が美しいのはその親心のせいだと思う。

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 校庭正面は2階建ての本館と体育館が建っている。本館のガラスブロックの玄関もおもしろいが、ここで注意したいのは、その後ろに建つ平屋建ての2棟だ。教室のトップライトや水色のパーゴラは戦後木造モダニズムの典型として評価できる。ほぼすべて引き戸になっているのは子供たちの安全のための配慮だが、そうした合理的な設計思想もおもしろい。無垢材の床や壁など木材産地として地域性も見逃せない。すぐにでも登録文化財にすればよいと思う。

 

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