千鳥格子の推理
虫虫協会の永嶺さんが飛騨の千鳥格子を紹介していた。編み込むようになっていて、とてもきれいだ。切込みを(3分の2)と(2分の1)にするらしい。おもしろいので考えてみた。
最初の5本は切込みを3分2と深くしておいて組む。切込みが深いのでゆるゆるのはずだ。これを目いっぱいまで押し込む。そうすると最後の1本を通す隙間ができる(下図)。最後の1本の切込みは2分の1でよい。それを通して押し込んでいた分を戻す。それで外枠に留めて固定する。こうしておくと、外枠からはずせばまたばらばらにできる。まあ、こんな感じではないか。
(追記)
よく見たら上図は間違っている。(3分の2)ずつ切込みをいれるから、押し込んだ状態は下図が正しい。とすると最後の1本を通すための切込みも(3分の2)になる。通すほうは(3分の1)でよい。もっとほかに良い方法があるような気がする。みんなも考えてみて。
| 固定リンク
「京都府古民家再生協会」カテゴリの記事
- 古民家の断熱改修を試算してみた(2015.02.11)
- 古民家の間取りがどれも似ている理由(2015.01.29)
- 2015〈新春〉古民家交流会 in滋 賀(2015.01.21)
- 滋賀県彦根市の古民家(2015.01.18)
- 京都府の古民家「北船井型」(2015.01.15)
コメント