2013年12月31日 (火)

たぬきの2013年重大ニュース発表!

ブログを読み返してみると、驚くほどいろんなことをしている。主なものをまとめてみた。風水と古民家で明け暮れした1年だったことが分かる。


1月 浄土寺浄土堂の見学参照
学生のころから行きたいと思いながらも先送りするうちに30年ほど経ってしまった。こんな風に人生は終わってしまうのだろう。浄土堂はかみさんとふたりの貸し切り状態で、浄土の宇宙を十二分に味わってしまった。建築家重源のやりくちが少し分かったのも収穫だった。

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1月 スケッチ教室で海鮮を描いて食す参照
神楽坂美術塾で魚を描いてそのあと食べるというのがおもしろそうだったので、われわれもやってみた。とても楽しかったので恒例となっている。

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2月 おくどさん実習参照
京都府古民家再生協会の町家目利きツアーでおくどさん(かまど)を使ってごはんを炊いた。とてもうまかった。これも恒例となり来年2月にもう再度開催する。

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2月 風水夜話参照
京都文化財保存活用マネージャーの集いKOMOの例会で30分づつ風水を解説した。月1回で6回ほど行ったが、おかげで風水の説明のしかたの整理がついた。これを元に来年は風水塾を開く予定だ。KOMOのみなさんありがとう。

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3月 明治村訪問参照
聖ヨハネ教会が良かった。これを描くために行ったようなものである。ガーディナーの中世主義はとても優しい。

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3月 「京都まち遺産探偵」出版
撮り溜めていた建築探偵の写真を再構成して編んだ。わたしとしては動物彫刻のおもしろさあたりに力を入れた。私がぜひにと頼んで表紙は「きすけ」が飾っている。こいつも喜んでくれていると思う。ちなみにその後の研究により、きすけは女の子であることが判明している。前著「名建築ガイドマップ」と同様、ていていさんの編集である。ていていさんありがとう。

4月 雑賀崎親子釣り公園でスズメダイ爆釣参照
24尾を釣ったので週間釣り場速報に載った。いつも行く須磨とは違って海の透明度が高いためお魚がよく見えるのが気に入ってその後何度か通った。ここは聖武天皇が行幸したこともある和歌の浦の不思議ゾーンの一角で、釣り場の岩盤の緑色は若返りを示す木気の緑だと思う(参照)。突然の雷雨にもなるし、たしかにちょっと不思議な場所だった。スケッチはこちら

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4月 光悦荘でお花見参照
古民家再生協会のお花見は光悦荘へ行くのが恒例になった。花冷えのする屋外で、おいしいすき焼きをいただきながら、腹の底へ酒を流し込んでいくのは格別である。「場」が整えば別天地が出現する。

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4月 神戸の湊川トンネル見学
こんなおもしろいところがあるとは知らなかった。地元で作る保存会が毎月のように催しを開いているのもおもしろい。新開地の市場で「昼網」と称して跳ねる小魚をざるに盛って売っていたのもおもしろかった。

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5月 コミック「姫のためなら死ねる」参照
けっこうおもしろい。清少納言が主人公なのだが、ほんとにこんなキャラなのかも知れないと思って「枕草子」を現代語訳で読んでみたら、ほんとにこんな爆走キャラだった。女房たちは古代巫女集団の末裔だということがよく分かる。「枕草子」のおもしろ場面についてはそのうち書くかも。

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5月 達心寺見学(兵庫県)(参照
古代から中世にかけての仏像工房があり、製作途中のおびただしい仏像の断片が残されている。おなかがプックリと丸いのが特徴で、わたしは子安と関係があるのではないかと思った。平安末期に後白河が再編し平家が後押しした宗教芸術機構の一端をかいま見た気がする。おもしろかった。

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6月 カンナのワークショップ参照
町家目利きツアーでカンナがけのワークショップをした。カンナをかけると木の堅さ柔らかさが手を通して伝わってきて楽しい。触感を通して理解することは人間の深いところに通じる気がする。町家目利きツアーの中心的テーマだと思う。

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7月 オープンアトリエ構想はじまる参照
ようするに展覧会や教室の開けるスペースに自宅を自分たちで改造する計画なのだが、今年はあまり進まなかった。来年こそは実現したい。「場」を用意することで人は変わっていけるのだと思う。

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7月 湖北観音めぐり
かみさんが行きたいとかねてから言っていたので行ってみた。続けて2度行って木之本町高月あたりを重点的にまわった。お堂は閉まっていて電話番号が書いてある。そこへ電話して地元の方にお堂を開けてもらう。そんな風にお寺を回るのは初めてで、地元の方のお話をうかがうのも楽しかった。スケッチはこちら

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7月 ミニがドナドナになった参照
もう20年ほど乗っているミニが交差点の真ん中でエンストした。とりあえずエンジンがかかってそこは脱出できたが、そのうち動かなくなった。しかたが無いのでJAFを呼んだ。もうダメかと思ったが、数日後にはケロッと治って帰ってきた。再調整後はむしろ前より調子が良い。

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7月 古民家交流会参照
炎天下に30名ほど引き連れて西陣を歩いた。みんな暑い暑いと言いながら付いてきてくれた。その後で各団体の報告会があり、そして天喜さん(参照)のおいしい天ぷら料理をいただきながら楽しい宴会を過ごした。

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7月 琵琶湖でハスを観た参照
かみさんの希望で琵琶湖博物館横のハス群生を観てきた。背の高さほどもあるハスの群生は熱帯的で猛々しくもあり美しかった。かつてのハスの名所巨椋池のおもかげを見た思いがした。

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7月 木造教会堂の修理現場がはじまる参照
もう5年ほどかかっている。毎年少しずつ手を入れているわけだが、今年から内部の大がかりな修理に入った。解体はわたしも手伝うが、いろんなことが分かっておもしろい。

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8月 建築家鈴木喜一先生の葬儀に行った参照
闘病生活をなさっていたことを知らなかったので突然の訃報に驚いた。ともかく葬儀に参列すべしと飛んでいったところ早すぎて一番乗りだった。鈴木先生にはスケッチのことなどいろいろ教えていただいた。ありがとうございました。

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9月 平成の京町家でスケッチ展を開いた参照
会場まわりの風景のハガキスケッチ30枚を展示した。お盆の3日間で描いたがあまりの暑さに倒れそうになりながら描いた。そんな目がまわっているようなスケッチになって気に入っている。こどもたちを集めてスケッチ大会も開いた(参照)。

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9月 西野水道を探検した参照
かみさんがどうしても行って見たいというので、わたしは気が進まなかったが行って見た。中はもう真っ暗で自分の足下も見えない。とてもこわい思いをして琵琶湖へ抜けると、鵜たちがびっくりして逃げていった。

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9月 竜骨の家が上棟した参照
モクサンマチヤの設計施工チームの第2作目だ。福井県の築150年の古民家で使われていた大梁を使わせてもらった。当初入れる予定がなかったが、何人かの熱い思いが実って組み込まれることになった。人の思いがかたちになるのが建築のおもしろいところだ。

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9月 オープンアトリエ参照
まだ完成したわけではないが、オープンアトリエを開いてみた。わたしとかみさんのお宝を展示し、タコごはんのおふるまいをした。好評だったのでまた開くつもりだ。「場」のほうが先に始まったが、アトリエそのものも早く完成させたい。

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10月 元興寺おもしろかった参照
重源の大仏様の建築だった。聖遺物をめぐる不思議な物語と合理的できっぱりとした大仏様の取り合わせがおもしろい。奈良の古民家再生協会主催の町歩きで立ち寄ることができた。重源関連を続けて見ることができて良かった。ついでに元興寺の謎も解いてみた。

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11月 こどもスケッチ大会参照
モクサンマチヤのオーナーがこどもたち向けのスケッチ大会をしたいというので開いてみた。道具の揃えかたとか試行錯誤だったが、なんとか用意ができて集まったこどもたちも喜んでくれた。みんな絵を描くのが好きなのに苦手意識をもっている。学校の授業のせいだと思うが、そんな垣根は小学生のうちに取り払うことができれば、人生はもっと楽しくなるだろう。

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11月 美山で古民家鑑定実技講習参照
美山杉で有名な京都府北部の美山で、古民家協会主催の鑑定実技講習を開いた。初心者向けの教材として作った古民家模型が好評だった。模型が箱入りなのも好評だった。今度はみんなに自分の模型を作ってもらおうと思っている。

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12月 野田でスケッチ大会参照
Cut the Conerで出座何酒店があるというので、野田あたりを描いてみた。シュロ縄君も参加してふたりスケッチ大会となった。あのへんが島だった中世のころの風景が少しだけ見えた気がする。

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12月 ガラスのジュエリーとフェルト帽子の展覧会参照
かみさんが染織家の月橋さんと2年に1度開いている展覧会があった。かみさんが最近凝っているビンの破片で作ったジュエリーが人気だったようだ。わたしもできるだけきれいな酒ビンを開けることで協力している。

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12月 ひとり用おくどさん製作実習参照
古民家再生協会で左官の加藤さんを講師に作ってみた。11月に荒壁塗りをして12月に中塗り仕上げをした。乾いたらみんなでおくどさんパーティーをする予定。今回は協会メンバーだけに参加を限ったが、いずれ一般にも公開する予定。お楽しみに。

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12月 「竜骨の家」竣工参照
無事に完成した。現場にはあまり行けなかったけど、楽しい現場になって良かった。お施主様、職方、設計チーム、みなさんありがとう。

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12月 モクサンマチヤでもちつき大会参照
昨年から恒例となったもちつき大会。こどもたちも喜んで参加してくれるのでうれしい。家づくりは竣工したときがスタートだと思う。そこからはそこに住む人たちが作っていく。こうやって建築が家庭になっていく。モクサンマチヤはわたしの原点である。

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