2013年9月23日 (月)

京都のまちづくり授業2日目レジュメ

 まちづくり授業の2日目は、陰陽論の基本を学ぶ。レジュメはこんな感じだ。二条城唐門の動物彫刻のスライドショーを中心にするので、肩の凝らない気楽な授業にするつもりだ。


■ 京都のまちづくり(2) 2013.09.17

1. 地図読みテスト ももやま
前回テストの解説

2. 質問コーナー

3. 陰陽論の基本

・ 日本文化の基調には風水理論がある。風水は道教的な思想であるが、陰陽五行論と易経とを学べば概要を理解できる。
・ 陰陽五行論は易経に詳しい。易経は四書五経の1冊として飛鳥時代より江戸時代までの日本文化の基調となる教養であったが、明治維新の文化変革によって否定され現在は行われていない。現在この分野の研究者は吉野裕子(ひろこ)くらいしかない。
・ 陰陽五行論は世界(宇宙)のはじまりを示す。世界の最初は陰陽の区別がなく混沌としたエネルギー(気)の固まりであった。気が分化して世界が始まる(古事記の神話や旧約聖書の創世記も同じ=ユングの言う神話的類型か?)。軽いものは上へ、重いものは下へ分かれ、その間に人間のための空間が生まれる。
・ 気という概念は日本語のなかに染み通っている。気はエネルギーであるとともに現象もしくは状況を表す言葉だと私は思う。元気、病気、根気、気持ち、気位、、気遣い、などなど。
・ 気が分化して世界が始まる(古事記の神話や旧約聖書の創世記も同じ=ユングの言う神話的類型か?)。軽いものは上へ、重いものは下へ分かれ、その間に人間のための空間が生まれる。
・ 陰とは重くて沈んでいくもの。大地を構成するもの。大地の女神の領域。陽とは軽くて上昇していくもの。天を構成するもの。天神(天帝)の領域。そのあいだに人間の領域が現れた。ふたつに分かれることで、実際には3つの領域(天、人、地)ができる。
・ 最初の気の固まりを太一(たいいつ=ビックワン(たぬき語))という。世界は数字でできていると古代中国では考えられた。「1」は世界の始まりを示す。ちなみに陰は「2」、陽は「3」で表す。
・ 二条城唐門の動物彫刻(スライドで紹介)すべては単純な陰陽の対で構成されている。桃山時代の芸術は当時の常識であった陰陽五行論によって律せられている。
・ 二条城唐門の動物彫刻(スライド)
すべては単純な陰陽の対で構成されている。桃山時代の芸術は当時の常識であった陰陽五行論によって律せられている。


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