2013年9月 2日 (月)

建築探偵の写真帳 西野水道(1950)

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 高時川流域平野の排水のためのトンネルだ。かみさんが見たいというので行ってみた。江戸時代に最初のトンネルが掘られ、これは1950年竣工の2代目だ。もう少し大きい3代目が現在は使われており、2代目は遊歩道になっている。


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 わたしは気が進まなかったが、かみさんが向こうまで行きたいというので付いていった。中は真っ暗で足下はなにも見えない。けっこう怖い。250メートルがこんなに長いとは思わなかった。


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 出たところは琵琶湖で、たくさんの鵜とサギがいた。隣りに3代目のトンネルがあり、とうとうと排水していた。高時川はアユ釣りの名所だから、鳥たちのエサになる魚も流れてきているのだろう。


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2013.09.01、滋賀県長浜市木之本町西野

 反対側に初代も残っていた。最初地元で工事を始めたが途中でうまくいかなくなり、彦根藩の技術援助を受けて6年がかりで完成したという。大阪築港計画を進めた西村捨三も彦根藩出身だったから、彦根藩は土木技術にたけていたのだろう。このトンネルも中へ入ることができるらしい。トンネルの中からは冷たい風が吹いてくる。かみさんは興味しんしんだったが、わたしが袖を引っ張って戻ってきた。

 

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