グルメットたぬき 京会席・天喜
芸者さんの上がるようなお座敷で会席料理をいただくのは初めてだ。会の和みかたを見極めながら自然な感じで料理を運ぶ手際はさすがだ。料理はみな夏を意識した涼しげなものばかりで、見た目が美しく食べておいしい。名物の天ぷらもサクッと香ばしくてうまかった。

突き出しと茶碗蒸し、冬瓜と山芋のお澄まし、刺身とハモの切り落とし
突き出しの赤い弁当箱のフタにモミジの葉が濡らして貼り付けてあって美しかった。お澄ましの椀にも漆の膳にもホウヅキのような天井照明が写り込んでいるのもおもしろい。ハモには花が添えられていた。
アユは骨をスッと抜いて甘酢でいただく。苦みが新鮮だ。野菜の炊き合わせはカットグラスで出て来る。どの料理も器の選び方が大胆でおもしろい。冷酒は新酒のようにフルーティでほのかに甘かった。おなかいっぱいになった。ごちそうさま。
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