2013年7月12日 (金)

建築探偵の写真帳 鉾の立て方を推理してみた

 前前からあの長い鉾をどうやって立てるのだろうと不思議に思っていて、どうやら電動ウインチで巻いて引き揚げるらしいところまでは分かったが、支点と作用点が分からなかった。きのう鉾立てを見にいったら、写真のような丸太がくくりつけられて杭で押さえられているのがまだ残っていた。


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2012.07.11、函谷鉾(かんこぼこ)

 これが支点なのだろう。道路のあちこちに杭を立てる穴が開いており、それらを総合して想像すると下図のようにして立て起こすのではなかろうかと思う。ユーチューブなどに鉾立ての映像があるようなので気が向いたら確かめてみるが、だいたい合っている自信がある。


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 ちなみに今は骨組みが見放題で、なるほどこういう構造だったのかと得心がいった。四角い架台があって、これに真木を刺し4本の支柱で支えている。その支柱が屋根から飛び出た部分に布がまかれてピラミッド型になって見えるわけだ。架台の下に車軸受けの横材を2本差し入れている。架台自体は抜きで差し固められた上に荒縄でぐるぐる巻きにされている。筋交い的なものを併用しているところが興味深い。


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