2012年8月10日 (金)

五行説メモ 立秋

 今朝散歩してたらもう田んぼが色づいていた。8月初めにある立秋から季節を秋とするのは早すぎると思っていたが、そうでもないらしい。ちょっと考えたことをメモしておく。

 春夏秋冬は五行の木火金水に相当する。秋は金気なのだ。春夏秋冬は芽生え、花、実り、種なので実りは金気なのだ。以前病人に金気の果実を届けるのは病いの木気にかつためだとメモしたことがある。果実は強力は呪物でもある。稲も同様だろう。

 餅が丸くて白いのも金気を表すと思う。丸は天円地方の円だから六白金星の天となる。だから丸い。白いのも五行で金気が白いことと、六白と天が白いこととが同期しているのだろう。

 秋は旧暦で7-9月だ。最後の9月は十二支で言えば酉(とり)に当たる。方角では西で当然金気なのだが、九星図では七赤金星の沢でやっぱり金気だ。春夏秋冬(東西南北)は五行と九星で同期している。というか九星図つまり洛書後天図は五行の配置を示す河図(かと)のヴァリエーションだと考えたほうがよい。河図洛書は同じことをふたつの図で示しているわけだ。なぜ2枚必要なのか。それは世界を示す図さえ陰陽になるということなのだろう。


 (時空間)(五行)(九星)
 東ー春  木気 三碧木星 
 南ー夏  火気 九紫火星
 西ー秋  金気 七赤金星
 北ー冬  水気 一白水星


 五行というとエネルギーの5つの状態というようなイメージで、それはそれで間違いではないが、本当はもっと時間と空間の移ろいゆく過程、という感じなのだろう。ユングの考えた個性化の過程は九星図を元にしているとわたしは思うが、人間の変化する過程を五行で表すことは、あながちはずれていないのかも知れない。

 旧暦7月の立秋を迎えて季節は秋となった。色づくとは木気が抜けて枯れていくことだ。黄色は土気の色だ。金気は土気から生まれる。稲穂の黄色は木気が死に金気が生まれることを表しているのだろう。むかしの人は世界をよく見ている。

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