2012年7月 7日 (土)

五行説メモ たなばたメモ

 今年の七夕は8月24日、京都ではこのころ地蔵盆を行う。立秋が8月7日なので七夕は秋の行事だ。きょうは新暦の7月7日だが、考えていることをメモしておきたい。

 なぜタナバタと読むのか
 タナバタは棚機だと思う。大型織機である高機のことだ。七夕伝説の織り姫はこれで機を織る。七夕の由来は知らないがタナバタと読む以上、織り姫の祭であることは想像がつく。

 水辺の織り姫
 川辺の織り姫のイメージはほかにもある。有名な羽衣伝説もそうだし鶴の恩返しもそうだ。いずれも水辺の織り姫が神秘的な織物を織る話だ。もともと織物には神聖な供物としてのイメージがあったのだろう。それが後の貨幣に受け継がれていく。それは元々織物が金気だったからではないか。

 織り姫には天神に仕える巫女のイメージがある。易経で言うところの「天沢履(てんたくり)」だ。八卦の沢は七赤金星にあたる。七夕の七はここから来ているのだろう。沢には天神に仕える小女の意味がある。それが織り姫になったのだろう。

 なぜ水辺の巫女が機を織るのか。これはおもしろい謎だ。わたしの推理では織物は絹でないといけない。蚕(かいこ)は天の虫と書くのだから絹は天のたまものと考えられていたのだろう。だから絹織物は天への供物としてふさわしい。だからこそコメと同様の現物貨幣となり得た。

 河原神と市場
 金気の織り姫が織るのだから織物も金気だと思う。これは多分塩もそうで、現物貨幣は金気が多い。なぜか。わたしは河原に開かれた市場と関係があると思う。おそらく市とは河原神への供物の払い下げなのだろう。その払い下げ物が現物貨幣となった。もともと七夕は市場の祭つまり都市祭礼として始まったのだと思う。

 精霊流し
 よく分からないのは、なぜ笹を川へ流すのかということ。七夕は精霊流しの行事と結びついているのだろうか。天と先祖霊とがイコールになっているのだろう。そもそも笹は何を表しているのか。このあたりは考え中ということで。

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