2012年7月 9日 (月)

建築探偵の写真帳 御室駅

Omuroeki1
2011.05.31、京都市右京区、嵐電

 仁和寺門前なので和風になっている。元は桧皮葺だったかもしれない。今は安物のアスファルトシングル葺きでちょっとかわいだ。きれいに復元してやればものすごく良くなる駅舎だ。全体の形も美しいが、明快な軸組(柱と梁)の構成が気持ちいい。なかなかこうは作れない。わたしは仁和寺書院の復元を手掛けた亀岡末吉の作品ではないかと勝手に思っている。


Oruroeki2

 ちょっと説明すると、真ん中の玄関屋根とプラットフォームの長い屋根との組み合わせだ。プラットフォームの半分に駅務室がはめ込まれている。単純な平面だが軸組が自然で美しい。表の自販機の横に出札用の出窓がある。これがファサードのポイントとなっているあたりも心憎いデザインだ。今は立て看板でふさがれてよく見えないけど。

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