2012年5月12日 (土)

建築探偵の写真帳 浮御堂

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2012.05.08 滋賀県大津市堅田(かたた)

 妹たちの開いたケーキ屋のオープニングをのぞいた後、古い町並みのほうへ行ってみた。すると有名な浮御堂にたどりついた。恥ずかしながら、浮御堂が堅田にあるとは知らなかった。良いものを見せてもらった。

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 水上のお堂は珍しい。橋を渡ると千体のアミダ様が祀られたお堂がある。でもこの方角だと東向きに拝むことになる。アミダ様のいらっしゃるのは西方浄土なのでおかしい。と思って湖側へ回ると、そちらが正面だった。このお堂は、湖から船でお参りするのがメインの参道なのだ。おもしろい。

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 このお堂は1937年の再建だそうだ。1934年の室戸台風やその後の京都大水害などで被災したのかもしれない。細かい飾りに見覚えがある。これって亀岡末吉じゃないか。ウイーン風なところがそっくりだよ。でも帰って調べたら亀岡は1922年に亡くなっていた。いやでも本当にそっくりだよこれ。亀岡の薫陶を受けたものが当時の滋賀県庁にいたということだろうか。

 検索したところ西崎辰之助という人が設計したそうだ(参照)。手もとの資料では1911年工手学校卒、滋賀県古社寺修理監督技師とある。いいなこのひと。

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