2012年3月15日 (木)

建築たぬき 土間たたき

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2012.03.14 土間たたき、枚方市内

 関大西澤研の土間たたきの実習に参加してきた。指導は若い左官のNさんと京左官の長老佐藤治男さん。土には石灰とニガリを入れる。Nさんが学生チームリーダーのO君に調合を教えているのを聴いていると中華料理みたいだ。なぜニガリを入れるのだろうか。

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2012.03.14 ひたすら叩きまわる

 運び込まれた土を、叩き棒でひたすら叩く。「たたき(三和土)」とは土製の土間のことだが、叩くから「たたき」なのだろう。締め固めるだけでなく、圧力を加えることで土内部の化学変化を助長するらしい。

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2012.03.14 土間の土とたたき棒

 これでポンポンと叩く。土に粘りがあるので、叩いたところだけ少しへこむ。わたしがすると、こんな風に型が付くが、プロが仕上げるとぴかぴかになってとてもきれいだ。土は2回入れて2層にした。これって寺院の基礎の版築(はんちく)と同じではないか。

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2012.03.14 後片付け

 4時ごろから後片付けを始める。前日に叩いたところは急激な乾燥を防ぐためにゴザを敷いていたが、そこを開けて水を撒く。けっこう、たっぷりと水をやっていた。早く乾いてしまうと堅くならないそうだ。水を与えることで内部の化学反応が進むらしい。

 土間は固まると水を流して洗えるので、作業スペースや庇の下などに使われてきた。土の質感が美しいので、カフェの床など今でも十分使える技法だと思う。N左官さん、佐藤さん、西澤研のみなさん、ありがとうございました。

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2012.03.14 ちょうげんぼう

 ようすを見にきたチョウゲンボウ。うるさくしてごめんよ。

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