2012年2月10日 (金)

建築探偵の写真帳 謎の駅舎

Umekouji01
2011.04.25 京都市梅小路公園

 これは何ですか。梅小路の機関車庫の裏にチンチン電車のアトラクションがあるのだが、その乗降口として使われている。見たところ明治末から大正はじめくらい、山陰本線のどこかの駅舎に見える。とくに改造した風にも見えないので、そのまま移築したのではないか。

 柱の下を太くしてに四角いくり型を入れたり、柱の上の3つに分かれるところの下に皿のような柱頭飾りを置くところなど良くできている。軒先の雨よけの意匠は京都駅の現存プラットフォーム上屋と同じだ。あれは大正4年の御大典に合わせて作られたはずだから、これもそのころか。

 おもしろいのは、正面があること。まんなかあたりに三角形の破風を見せた玄関風のところがある(写真上)。今は額のかかっている三角形の壁を斜め格子で飾ってリゾート感覚満点だ。これはいったいどこの駅ですか。

Umekouji02
2011.04.25 京都市梅小路公園

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