2012年2月16日 (木)

建築探偵の写真帳 花屋町通りの木造3階建て町家

Hanayamatimatiya
2011.04.25 京都市下京区、西本願寺西側

 朱塗りの柱を見せた真壁造りの長屋の角が3階建てになっている。角が大家なのかも知れない。ほぼ元のまま大切にお使いになっているので見ていて清々しい。これだけ横に長い建物でありながら、垂れたところがひとつも見当たらないのは棟梁の腕が確かだったからだろう。

 とくに変わったことをしているわけではないが、全体のプロポーションが美しい。階高も高く窓も大きいので明るくて使い易そうなタウンハウスになっている。京町家は第1次世界大戦時の好況期から本格的に2階建てになり、ほどなく3階建ても現れた。関東大震災以後の法規制で3階建てが制限されなければ、もっといろんな木造建築を見ることができたろうと思う。3階建て町家はおもしろい。

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