2012年2月23日 (木)

建築探偵の写真帳 レストラン菊水の仮面劇の謎

Mask
2011.05.03 京都市東山区

 ずーーーっと分からなかった。この仮面は何だろう。仮面だということは何となく分かっていた。ただ仮面のまわりのアーカンサスの葉飾りが洋風なので、イタリアの仮面劇のなにかだと推測していた。しかしいくら探して見つからなかった。ひょっとして日本の仮面じゃね?と遅まきながら気が付いてネット検索したら5秒で分かった。これは舞楽の二の舞で使う咲面(えみめん)である。舌をベロリと出しているのが決め手だ。二の舞は老人と老婆のふたりで舞うが、老人役が使うのが咲面だ。

 なぜこれが飾られているのか謎のままだ。向かいの南座に敬意を表したかったのかも知れない。観劇との関係でレストランを経営を考えていたわけだ。二の舞は滑稽な舞だそうだから、この仮面を選んだところに遠慮深さを感じるべきかも知れない。咲面は陰陽で言えば陽だから、やはり商売繁盛の願いもこもっているのだろう。

Kikusui
2011.05.03 京都市東山区

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