2012年2月24日 (金)

夢日記 120223

 風邪で寝ているあいだに見た夢である。

 前半はよく覚えていない。どこかへ行こうとしてバスに乗っている。友人たちと一緒にいる。薄暗い浜辺の白い1本道で、両側の松林のなかに旅館や保養所が散見する。木造3階建ての料理旅館が山際にあって、そこが目的地らしい。バスを降りて近づくと建物は2棟あり、ガラス戸の縁側をめぐらせ屋根は入母屋造りだった。少し高いところに建っていて海が見渡せる。

 女友達が懐中電灯を渡してくれるが使い方が分からないので投げ捨てた。拾いにいくが見つからない。よく探すと溝の水のなかに沈んでいた。腹ばいになって手を溝の底へ伸ばすとカエルがいっぱい横の暗渠のほうへ逃げていった。水のなかに手を入れて懐中電灯をつかむと小さなカエルが数匹ひっついていた。それは薄切りにした刺身コンニャクのようなものだった。

 旅館へ入る。建物は古いが内装は新しくなっている。板敷きの屈曲した廊下が続き両側は障子やフスマで見通しがきかない迷路のようだ。この旅館のフスマ絵はお化けで、少しづつ絵柄が変わるらしい。赤や青の原色を使った抽象画だった。

 われわれは恩師を囲む会にやってきたらしい。ほかの連中は先に入ったようで、わたしは女友達とふたりで会場を探す。会場は地下だと思って地下へ通じるフスマを開けようとするが、フスマの横にフロントがあって女性従業員が会場は2階だという。階段を上る途中で風呂場から女たちの声が聞こえた。

 階段を上がっても両側はフスマや障子で外は見えない。どこが会場か分からないので、一番手近なフスマを開けるとそこが会場だった。いくつかの和室をつなげて大広間にしているが、なぜかカギ折れになっていて見通しが悪い。100名ほどの席があり半分以上が座っていたが、まだ始まっていないようで女たちは浴衣姿で携帯を見たりしていた。。外はあいかわらず見えない。座卓の前には鍋の用意があった。

 わたしはどこへ座ろうか迷って女友人のTを探すが見つからず適当になかほどに座った。宴はまだ始まらない。そこで目が覚めた。

( 夢読み )
 まあ、分かりやすいほうかな。水面や穴は無意識を表す。そこにカエルがいっぱいいるのは、無意識の活性を示すのだろう。懐中電灯はそこから出て来る。今はまだ使えないが、うまく使いこなすことができるようになれば、見えないものも見えるようになるのだろう。光を当ててよく見ろというわけだ。

 旅館の迷路も無意識を表す。ミノタウロスの棲むクレタ島の迷宮だね。もし地下へ入っていればミノタウロスと出会ったかも知れないし、もし出会ったならば風邪は悪化しただろう。化け物の絵は、そんなことを示しているのだろう。しかしわれわれは階上へ案内された。おかげで風邪も快方にむかったわけだ。

 食べ物は病気と関係がある。これは昔に夢日記をつけていたときに分かったことだ。わたしだけの傾向なのかも知れないが、なにかを食べる夢を見ると風邪をひいたりする。料理が用意されているのは体調の悪さを示すのだろう。ただし食べているわけでは無いので、もう大分良くなってきているわけだ。

 友人の女性Tというのはキュレーターだが、最近楽しそうに仕事をしている。恩師を囲む会があれば話を聞きたくて本当に探すかもしれない。でも見つからないわけだから、まだ方向性が示されている程度というわけだ。何の方向性なのかは分からないが、実際の彼女とは関係がなく彼女象徴されるなにかだということだ。

 宴会、風呂場、浴衣、同窓生たち、こうしたものは無意識との親密性を示す。夢の最初から影のようについてきた女性は宴会場へ入ると消えた。会場に集うものたち全てが彼女と同じものだからだろう。これはわたしが夢との親密度が上がっている状態を示すのだと思う。見えないものが見えるようになるとは、夢が分かるようになるという意味なのだろう。

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コメント

こんな夢日記に需要があるとは思っていなかったです。さきたかさんが夢好きとは知りませんでした。同じような夢を見てますね。わたしは旅館は珍しい。一番多いのは学校系ですね。

投稿: つきのたぬき | 2012年2月27日 (月) 10時23分

ぎゃ、つげさんみたいですね。夢関係好きです。わたしも旅館などに行って、戸を開けたら階段があったり、変な会場に行ったりなどよくあります。

投稿: さきたか | 2012年2月25日 (土) 20時26分

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