2011年8月28日 (日)

古墳時代(3)

 イメージ中心に語っていこうと思いますのでそのつもりで。まず米とはなにかということ。ここはあまり語られませんが重要だと思う。結論から言えば、米は人間のものではなかったでしょう。米は世界的に見ても不思議な食べ物です。今のような1粒で100人が養えるというのは大げさとしても、小麦よりは、カロリーベースで10倍ほどの差はあったでしょう。驚くべき作物です。

 米は天神のものだった思う。収穫された米はまず天神に供えられ、人間はそのお下がりをいただくものだった。米は他の食物とは違って、それを食べる行為も神事として行われたと思います。弥生時代、食事はもっとも初源的な宗教行為であったことでしょう。米を神聖視する考えは現代にも生きているように見えます。

 ですから水田は神田であったことでしょう。稲作技術は最初から天神信仰とセットであったように見えます。天神は雨をつかさどり米を実らせる水神であり雷神でした。それを祀る巫女は少女であったはずです。少女が天神を祀るというのは易経の天沢履(てんたくり)の形です。弥生時代の文化は、それまでの蛇神と巫女が結婚するというようなものから道教的なものへと変化したように思います。

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