2020年4月 3日 (金)

ギャラリー暮らし6日目 2020.04.02(月)

きのうの雨がようやくあがり晴れ間が見えるが空気が冷たい。静かなギャラリーで自分のスケッチを見ていると、どうやって描いたのだろうと思わずにいられない。わたしが講評するならまず「よくやった」と言うと思う。来場してくださったスケッチ教室の生徒さんから府中美術館の額装の話を聞いた。額装にもいろいろ工夫があるらしい。今回の展示は自分でマット紙を切って作った。額装すると絵のおもしろさが2割増しになる感じがする。来場者6名ネコ2匹。

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2020年4月 2日 (木)

【円満字洋介スケッチ展】栗原邸(売約済み)

本野精吾設計の栗原邸は裏側がおもしろい。というよりも疎水に面するので、こちら側も表なのだろう。高い煙突が3本並びリズムを作っている。2本は石炭ボイラーで1本は室内暖炉用だ。最新鋭のボイラーを備えながら薪暖炉を併用するところに本野の居住環境への考えがうかがえて興味深い。
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2018.02.22/ワトソン紙はがきサイズ、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/京都市山科区

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2020年4月 1日 (水)

【円満字洋介スケッチ展】京都国立博物館正門(売約済み)

さすが片山東熊だ。きらびやかで楽し気だ。片山の作風はまじめ一辺倒と思われているが実はそうでもないらしい。この門に似合うのはやっぱりバッキンガム宮殿の近衛兵だろう。とてもいいと思う。
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2017.07.15/ワトソン紙はがきサイズ、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/京都国立博物館

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2020年3月31日 (火)

ギャラリー暮らし5日目 2020.03.30(月)

個展も中日となった。(火)(水)の2日間は旧廊日なのでご注意を。後半は4/2(木)から4/5(日)。

かみさんの作った一輪挿しが人気だ。スパイスビンを電気炉で溶かしたもの。壁掛け・床置きの2種類がある。ひしゃげた部分に枝を挿し込んで固定しやすい。期間中に販売するかも知れない。お楽しみに。来場者5名ネコ2匹。



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【円満字洋介スケッチ展】伝道院

伊藤忠太の作品。作風の確立する前にしか現れないゆらぎのようなものを感じる。これはネパール周辺の木造建築に似たものがある。砂塵を超えて入城したオアシス都市で見たのかも知れない。ゆらぎはそのときの馬上の揺れなのかもしれない。
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2017.05.27/ワトソン紙はがきサイズ、4Bホルダー、固形透明水彩/京都市下京区「伝道院」

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2020年3月30日 (月)

ギャラリー暮らし4日目 2020.03.29(日)

ギャラリー暮らし4日目。昼から雨はやんで青空も見えたが冷たい風が吹いている。それでもたくさんの来場者があった。ありがたい。4時ごろ客足が途切れてうつらうつらした。目が覚めるとネコが来ていた。ギャラリー暮らしというよりネコ暮らしだな。いい暮らしだ。来場者12名ネコ1匹。

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【円満字洋介スケッチ展】聖アグネス教会

建築学校の授業で必ずスケッチにいく。これもそのとき描いた。ステンドグラスの輝く内部がすばらしい。さすがガーディナーだ。構造的にもレンガ造と木造のハイブリッドであり日本の伝統木構造との関連をうかがわせて興味深い。
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2017.05.10/ワトソン紙はがきサイズ、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/京都市中京区「聖アグネス教会」

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2020年3月29日 (日)

ギャラリー暮らし3日目 2020.03.28(土)

ギャラリー暮らし3日目。もうこの場所にすっかり馴染んだ。雨の音を聴きながらもっぱら小説を読んでいる。3時から友人たちが来て楽しくヲタク談義をして過ごした。毎日こうやって暮らしたい。ギャラルー暮らしはわたしの理想かも。来場者3名ネコ2匹。

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【円満字洋介スケッチ展】京都ハリストス正教会

とてもきれいんな塔なので何度も描いている。松室重光の天才がよく分かる。塗り変えるたびに色が変わるのもおもしろい。しばらく前はペパーミントグリーンだったが、いまは白に戻っている。やっぱり白がよく似合う。
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2017.05.20/ワトソン紙はがきサイズ、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/京都市中京区

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2020年3月28日 (土)

ギャラリー暮らし2日目 2020.03.27(金)

ギャラリー暮らし2日目。ずっと雨の降る静かな午後だった。窓の外が青い。地元の奥様がたがおふたり来場。おふたりとも絵を描いてらっしゃるそうだ。おひとりが私のスケッチしたマンションにお住まいだそうでたいそう喜んでくださった。地元のかたに喜んでもらえるのはとてもうれしい。来場者2名ネコ1匹。

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【円満字洋介スケッチ展】京都芸術センター(旧明倫小)

これはスケッチ教室の実演で描いたもの。油性ペンのマッキーで描いた。明倫小はスケッチを覚えたての1981年ころから描いている。何度描いてもおもしろいやつだ。3つ目と角が特徴だ。どうやったこんなデザインになるのか建てた建築家に聞いてみたい。

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2017.04.29/ワトソン紙はがきサイズ、油性ペン極細、固形透明水彩/京都市

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2020年3月27日 (金)

ギャラリー暮らし初日 2020.03.26(木)

 ギャラリー暮らし初日。お昼はおにぎり3個。静かなギャラリーでいただくおにぎりは格別だね。地元のかたからスケッチ場所を尋ねられることが多いので手描きマップを作った。来場3名ネコ3匹。スケッチは大小1枚づつ売れたのでうれしい。

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【円満字洋介スケッチ展】白雲館(旧近江八幡小学校)

これも京都建築専門学校の遠足で行ったときのスケッチだ。とても暑い日だったのを覚えている。絵の具を塗ったとたんにシュッと乾く。汗がボタボタ落ちて立っているだけでフラフラになる。もうこうなると対象をよく見てなんかいられない。バババッと描いてシュッと塗って完成だ。でもそんなときのほうがおもしろいスケッチになるのが不思議だ。

「 石橋スケッチ 」円満字洋介スケッチ展
・会期 2020年3月26(木)ー30(月)、2(木)ー5(日)
      3/31(火)4/1(水)は休廊日です
      12時ー午後6時まで(最終日5時)
・会場 ギャラリー173
        大阪府池田市石橋1-7-3
        阪急宝塚線石橋阪大前駅下車1分
地図 http://www.tukitanu.net/2020/03/post-ffb5a0.html

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2016.06.05/ワトソン紙はがきサイズ、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/滋賀県近江八幡市「白雲館」

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2020年3月26日 (木)

【円満字洋介スケッチ展】北里研究所(明治村)

きょうから10日まで個展を開く。石橋スケッチのほかにこれまで描きためた近代建築のハガキスケッチも展示するので紹介しておく。

屋根のかたちがおもしろくてスケッチした。設計者不詳とあったが、この屋根なら妻木頼黄しかいないのではないかと思う。こんな屋根を作ってみたい。

これは建築専門学校の遠足で明治村へ行った4年前のスケッチ。明治村は広いのでいつも時間が足りない。はがきスケッチは20分くらいで描けるので駆け足で巡るときにはちょうどよい。
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2016.5.8/ワトソン紙はがきサイズ、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/明治村、旧北里研究所

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2020年3月25日 (水)

「石橋スケッチ」明日から4/5まで(火水は休み)

ギャラリー173に搬入した。さっそくギャラリーのご夫妻が見てくださった。おもしろがってくださったのでうれしかった。こんなところあったっけと考える面白さが地元のかたにはあるのだろう。地元のかたもそうでないかたもどうぞお越しください。

「 石橋スケッチ 」円満字洋介スケッチ展
・会期 2020年3月26(木)ー30(月)、2(木)ー5(日)
            3/31(火)4/1(水)は休廊日です
    12時ー午後6時まで(最終日5時)
・会場 ギャラリー173
           大阪府池田市石橋1-7-3
    阪急宝塚線石橋阪大前駅下車1分
・地図 http://www.tukitanu.net/2020/03/post-ffb5a0.html

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2020年3月24日 (火)

芸術配管 200317

石橋阪大前駅の天井配管もきれいだ。架線用鉄骨柱の堅いシルエットが重なって配管の柔らかさが際立っている。

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2020.03.17、阪急石橋阪大前駅

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2020年3月22日 (日)

「石橋スケッチ展」準備中

個展の準備中。ニトリで買った額縁にスケッチを入れたところ。マット紙を切るのが面倒だったがいい感じに仕上がった。やはり額縁は大事だな。石橋スケッチのほかに今まで描いた近代建築などのハガキスケッチも出す予定。おたのしみに。

「 石橋スケッチ 」円満字洋介スケッチ展
・会期 2020年3月26(木)ー30(月)、2(木)ー5(日)
            3/31(火)4/1(水)は休廊日です
    12時ー午後6時まで(最終日5時)
・会場 ギャラリー173
           大阪府池田市石橋1-7-3
    阪急宝塚線石橋駅下車1分

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2020.03.21

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2020年3月21日 (土)

【石橋スケッチ】駅前大通り

西改札から250メートルくらい続いている。幅は10メートルほどある。なぜここだけ道が広いのか分からない。ただ突き当りに大きな倉庫状の建物があり、よく見ると洋館だったりする。おそらくそれは石橋会館とでも呼ぶべき建物で、もしそうなら大通りは駅と石橋会館とをつなぐものだったのかも知れない。そんなことを考えてスケッチした。

石橋はもっと描きたちところがあるが個展準備があるのでいったんスケッチを終える。いつもはハガキサイズで描いていたが、今回は佐野先生のアドバイスで少し大きなA4サイズで描いてみた。最初は1時間ほどかかったが慣れてくると40分ほどで描けるようになった。それにつれて絵も変わってきたように思う。もう少し続ければはっきり変わるのではないか。それが楽しみだ。

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2020.03.17/ヴァフアール紙粗目F3、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/大阪府池田市石橋1丁目

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2020年3月20日 (金)

【石橋スケッチ】商店街の入り口

商店街の入り口のひとつ。この道の下を水路が流れている。石橋は道路と民地と境界線がかわかりにくい。それが水路がらみだと余計ややこしい。水路は水路組合か農業委員会の管理下にあるはずだが、ほぼ農地がなくなって水路も放置されている。そのことが水路がらみの土地の流動化をさまたげているのだろう。だから古い建物が空き家のまま残っていたりしてこの町のおもしろさを形づくっている。というようなことを考えながらスケッチした。これで30分。だんだん早くなっている。

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2020.03.17/ヴァフアール紙粗目F3、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/大阪府池田市石橋1丁目

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2020年3月19日 (木)

【石橋スケッチ】ガード下の水路

けっこう人通りの多いガード下だ。道の横にある水路のためのガードだと思う。この水路はけっこう古くてわたしは古墳時代までさかのぼるとにらんでいる。この水路をたどるとギャラリー173の前に出る。大雨のあとギャラリーの前の水路でオオサンショウウオが見つかったことがあるらしい。水路はみのう川から取水しているのでそこから流されてくるのだと思う。古墳時代に水路ができたころからあまたのオオサンショウウオが流れていったのだろう。

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2020.03.17/ヴァフアール紙粗目F3、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/大阪府池田市石橋1丁目

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2020年3月18日 (水)

【石橋スケッチ】中嶋龍彦設計の集合住宅があった

変形敷地を活かしたおもしろいマンションがあった。スケッチしたあと定礎を見たら中嶋龍彦の名があった。中嶋先生は工繊大の先輩で学生のころ何度か事務所でバイトしたことがある。男気があって学生にも親切に接してくださった。建築家はかっこいいとあこがれたのを覚えている。
 
入り口まわりが圧巻で吸い込まれるようだ。なぜそう見えるか。まず敷地が変形していることを活かして奥にいくほど狭くなっていること。次に左の壁の窓や右側の廊下が上に行くほどセットバックすることで遠近感を強調しているからだ。注意深く細心なデザインが大胆な効果をあげている。

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2020.03.13/ヴァフアール紙粗目F3、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/大阪府池田市石橋1丁目 

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2020年3月17日 (火)

【石橋スケッチ】借家の原型

2~3戸の古い長屋があった。一番奥にたぶん井戸がある。なかなかよいたたずまいなので思わずスケッチした。これで27分。

石橋駅ができたのが明治43年だそうだから、それからそう遠くない時期のものではないか。石橋は戦前の借家がたくさん残っているのも特徴だと分かってきた。

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2020.03.13/ヴァフアール紙粗目F3、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/大阪府池田市石橋1丁目

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2020年3月16日 (月)

【石橋スケッチ】お地蔵さまのある道

左側の小さなほこらにお地蔵さまが納まっている。スケッチする間にも、やってきたおばあさんが手を合わせている。風景とそこに住む人間とがよく調和しているのはなぜだろう。そんなことを思いながら描いた。これで37分。

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2020.03.13/ヴァフアール紙粗目F3、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/大阪府池田市住吉2丁目

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2020年3月15日 (日)

【石橋スケッチ】門と塀と路地

 数寄屋風の門と塀と見越しの松の組み合わせ。今でもきれいに手入れされている。このあたりは造園業の盛んな地域のせいか昭和初期の庭が意外に多く残っているのがおもしろい。路地をはさんだ向かい側は戦前の高級借家のようで、こちらはきれいに刈り込まれたカイヅカイブキだ。路地はゆるやかに曲がって奥が見えない。迷路にさまよいこんだワクワク感がある。

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2020.03.13/ヴァフアール紙粗目F3、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/大阪府池田市石橋1丁目

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2020年3月14日 (土)

【石橋スケッチ】西国街道のガレージ

三角形の敷地いっぱいに軽量鉄骨のガレージが建っていてとてもかっこいい。不思議なかたちと錆びの出始めた波型鉄板がいい味を出している。ぐるりとまわれるのだが、構造的にどうなっているのかさっぱり分からないという謎っぽいところもいい。

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2020.03.13/ヴァフアール紙粗目F3、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/大阪府池田市石橋

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2020年3月13日 (金)

個展「石橋スケッチ」のご案内

大坂池田市石橋のギャラリー173で石橋周辺を描いたスケッチ展を開きます。
タコ焼きのおいしい町です。
どうぞこぞってお越しください。

「 石橋スケッチ 」円満字洋介スケッチ展
・会期 2020年3月26(木)ー30(月)、2(木)ー5(日)
            3/31(火)4/1(水)は休廊日です
    12時ー午後6時まで(最終日5時)
・会場 ギャラリー173
           大阪府池田市石橋1-7-3
    阪急宝塚線石橋駅下車1分
    http://gallery173.blog10.fc2.com/

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2020年3月12日 (木)

なにかと思ったら蓮如上人銅像跡だった

 公園のようなところに石張りの塔が立っている。右端の石碑に張られていたろう銘板も取り外されたままだ。なにかと思ったら蓮如上人の銅像が立っていたそうだ。戦時中の金属供出で無くなったのだろう。きれいに掃除されているがこのままではよくないように思う。元あったような巨大銅像を復元するのではなく、もっと穏やかな表現で蓮如上人を記念する公園にすればよいと思う。

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2020.03.06、京都市山科区

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2020年3月11日 (水)

スケッチ教室で白梅を描いた

京都御所の白梅が満開だった。陽を透かして輝いている。絵は実物よりも大きい。実際の花の構造は細かすぎてよく見えない。もっと大きく描いてもいいのかも知れない。

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2020.03.07/ワトソン紙はがきサイズ、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/京都御苑梅林

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2020年3月10日 (火)

【石橋スケッチ】商店街の野町地蔵尊

ほこらの前が少し広いのは地蔵盆のテントをたてるためかもしれない。赤い前掛けがかわいい。いつ見てもお花が新しいのでほっとする。いまもほこらを守っているかたがいらっしゃるわけだ。お社がふたつあってどちらも石仏が納めてある。駅のプラットフォーム脇にあるので駅舎工事中に土中から出てきたものなのかも知れない。

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2020.03.08/ヴァフアール紙粗目F3、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/池田市石橋「野町地蔵尊」

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2020年3月 9日 (月)

【石橋スケッチ】天神の古民家

夕暮れ時、路地を曲がったら突然古い集落に行きあたった。石橋をスケッチし始めて1ヶ月と少し。古い集落はどこにあるかとさんざん探したのに見つからなかった。それが突然目の前に現れたので驚いた。ずっとこんな風景が描きたいと思っていた。さっそくペンをとったが暗くてよく見えない。目を凝らしながら描いたスケッチはどうも今までのタッチとは違うような気がする。新しい風景に出会うことで自分の絵が変わったかもしれない。

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2020.03.07/ヴァフアール紙粗目F3、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/池田市天神

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2020年3月 8日 (日)

【石橋スケッチ】井口堂交差点

増改築が重ねられておもしろい。増改築で輪郭が複雑になるとともに、エアコン室外機のような付属物が増えるにしたがって無機質な壁面に生活感がまといつく。次第に全体像がぼやけて意図しないなにものかに変わっていくのがおもしろい。町ってこういうものだと思う。

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2020.03.07/ヴァフアール紙粗目F3、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/池田市井口堂

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2020年3月 7日 (土)

【石橋スケッチ】石橋駅前公園

4連ジャイアントブランコ(インディアン)という既製品らしい。槍を持った手を伸ばしてこどもたちのブランコを支えている。心優しい鬼という風情で微笑ましい。この公園は前から気になっているが、昨日行って気が付いた。これって溜池の跡ではないだろうか。石垣がと思って古地図を調べたらその通りだった。だんだん石橋あたりが分かってきたようだ。

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2020.03.06/ヴァフアール紙粗目F3、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/池田市石橋

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2020年3月 6日 (金)

「エンジョイ京都」に建築探偵登場!

近代建築特集のお手伝いをした英字フリーペーパー「エンジョイ京都」が送られてきた。写真がきれいなのでびっくり。これほどきれいだったのかと再発見。これを見てやってくる人も多いだろうと思う。写真は大事だ。

エンジョイ京都HP http://enjoy-kyoto.net/

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「EBJOY KYOTO」第39号、2020年3,4月号

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2020年3月 5日 (木)

布目タイルを玄関に貼った

学校が春休みになってヒマになったので玄関に布目タイルを貼った。75ミリ角の緑色の釉薬タイルだ。ネットで9350円で買った。ほかに接着剤と目地材をホームセンターで2000円くらいだったので総工費1万2千くらい。清掃から接着まで3時間くらい。目地を2日がかりで計5時間くらいかかった。思った以上にきれいにできてとてもうれしい。

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釉薬掛け布目タイル
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2020.03.03 貼る前 > 2020.03.05 貼ったところ

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2020年3月 4日 (水)

2019年度京都建築専門学校卒業設計展 感想メモ

講評会でも言ったが卆計は失敗することのほうが多い。その失敗は卒業したあと一生かけてやりなおすことになる。それもまた楽しいではないか。だから失敗したほうがよいとわたしは思っている。今年も失敗や成功の豊富な楽しい卆計展だった。ありがとう、そして卒業おめでとう。

< 全体として >

問題提起型の場合
ある種の社会改善をテーマとする場合、問題提起と解決策のあいだの乖離が目立つ。これは他大学の卆計展も含めて今年強く思ったことだ。中山村や古い町並み、シャッター商店街などを敷地としてそこへ介護施設や医療施設、児童福祉施設などを計画するものが卆計には多い。そうすることで何が変わるのか、そうすることで何を残せるのかをもう一度問い直してほしい。

敷地の力
なぜその敷地を選んだのか分からない作品も多い。なぜそこでないとならないのかを問い直すべきだろう。敷地の意味は地勢的なものから歴史的なものまでいろいろある。敷地のかたちや向きも敷地の重要な特性だ。そうしたもののひとつでも計画にとってなくてはならない条件であれば敷地の力が発揮される。敷地の力は強力だ。その力を十二分に引き出してほしい。

< 個別に >

[ 建築科 ]
1.集落を共有する【円満字賞】
日本海に面した限界集落に新規定住希望者のための待機施設をつくる計画。住民との交流のほか教育医療などの小施設を配置し地域再生の核とした。綿密な現場調査を重ね移住問題を洗い直した調査分析能を評価すべき。洗濯物をどこに干すかなど考現学的な独特の調査視点がおもしろい。

2.旧花街を活用した週末住宅街、五条楽園【円満字賞】
京都五条楽園の元遊郭建築を老人介護施設としてリペアする計画。複数の木造建物の各階を水平移動できるよう接続し十分な床面積を確保する手法がおもしろい。各部屋に残る床の間など数寄屋の見せ場をそのまま残すきめの細かい設計だ。

3.新亀岡駅
店舗付き集合住宅にまるく囲まれた駅舎。改札も待合もなく舞台のような8つのプラットフォームに車が直接アプローチできる構成が演劇的で魅力的だ。駅前に新築されたスタジアムのメインアプローチとなることをねらった。

4.葬送列車
葬儀場の駅と火葬場の駅を葬送列車がつなぐ計画。将来的に廃線になることを見越して葬儀のための施設として存続をねらう。葬送列車というアイデアが秀逸だ。

5.廃線上のまち【円満字賞】
愛宕山ケーブルカー廃線跡に小さな町を計画した。線路上に組まれた舞台づくりの傾斜路の上に住宅そのほかの都市機能をもりこむ。斜行型木造ユニテ・ダビタシオンともいえるイメージアビリティに富む作品だ。

6.田辺朔朗博物館
三条通りから疎水船着き場までの登り斜面に博物館機能を併設した待合所を計画した。3段にセットバックした建物の中央に斜めの吹き抜けを設け施設を一体化する平面計画がよくできている。ガラスを多用し周辺環境に溶け込むことを企図したデザインも手堅くてよい。6人の共同作品は本学初。実施設計を体験できるよう面積表や建具図などを作図したプログラムがユニークだ。

[ 建築科2部 ]
7.てくてく歩くおやまのアトリエ幼稚園
京都市北白川の斜面敷地に芸術教育を旨とする幼稚園を計画した。大きな部屋は半地下として姿を隠し、円形住宅に似た保育室を集落のように配置するバナキュラーなスタイルがおもしろい。ビオトープや自然のなかでの遊び場など自然とのつながりを前提として芸術教育をとらえる視点に確かなものを感じる。

8.つなぐ命
宇治田原の中山村地域にドクターヘリ用の救命救急センターを計画した。医療系独特の複数動線をシンプルにまとめた設計手腕を認めるべきだろう。

9.四条山鉾ギャラリー
四条通りを歩行者専用とし地下、地上、空中歩廊の3層構造のプロムナードとする計画。山鉾をモニュメンタルに配置し不思議な世界観を表現することに成功している。

10.梅のCOMMUNITY CENTER
鳥取市内の敷地に自分との対話の場を中心にすえた施設の計画。梅林を取り囲んだ木造回廊がよくできている。随所でふくらみ狭まりながら蛇行し、そのどこでも座れば梅と対話できる自分だけの場所となる。詩的で落ち着いた設計だ。

11.風が吹いている
縄文土器をモチーフとした巨大な風の神殿を琵琶湖上の空中に浮かべた作品。超越的な存在を生命力の噴出するような火焔型土器に仮託した想像力が秀逸だ。紙粘土の模型に迫力がある。

12.Kaerntner KYOTO
ウイーンの音楽通りを鴨川河畔に構想する作品。屋外ステージ、ライブハウスのほか練習場やそのほか支援施設を配置する細やかで楽し気な設計がよくできている。

13.Sculptural Museum
嵐山の竹林の道に彫刻美術館を計画した。竹林を通り抜ける行為が鑑賞のための前奏となる。スロープで地下水面へ降りる屋外展示場がよくできている。平面立面ともバランスがよく設計力は高い。

14.にじのもり幼稚園
山科の敷地に楕円形プランの幼稚園を計画した。中央の吹き抜けを共用部として使うシンプルなプランがおもしろい。

15.京都の憩いの場×ART
鴨川大橋西詰に展示施設とアトリエを計画した作品。利用者、アーチスト、管理の各部門を明確にゾーニングした使いやすそうな手堅い設計である。

16.斜面集合住宅 ART VILLAGE
京都修学院の斜面地を敷地とした芸術家住宅。6メートル正方形グリッドを用いた立体的雁行プランがよくできている。デザインは中国の古民家のものをよく写しており、かまぼこ天井やベンチ付き暖炉などわくわくするディテールに満ち溢れている。

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